2002/01/26　アンコニュ　横浜HMV（インストア）

ライブでは初見。第一印象、CDのジャケなどのイメージと実物はかなり違っていますね（ビジュアル面）。衣装などのせいもあると思うけど、実際に見てみると、かなり女の子っぽい雰囲気です。
さて、ステージは二人のアコースティックギターの演奏で3曲、そしてシングル曲の「ドミノ」だけは楽器を置いてカラオケでの歌唱（合計4曲）。この日は、PAの調子が悪くハウリングが続いて、アンコニュの二人には気の毒だった状況もあったけど、それを割り引いても、演奏＋歌には向上の余地あり…という印象だった。特に、佐藤杏里嬢の高音部、ちょっと苦労してた。それより下のあたりでは、伸びのある声で非常に良い感じなんですがね。福田舞嬢は、ノホホンとした味が魅力かな。

ちなみに、WebサイトにもCD（アルバム）にも、どっちがどっちという紹介がないので、今回初めて個人を識別できました。向かって左の小柄な方が福田舞さん、右側の知念里奈っぽいルックスの彼女が佐藤杏里さん。いずれにしても、女性デュオっていうのは華があって良いですね。

2002/01/20　junior size　新宿タワーレコード（インストア）

4日前に高田馬場で見たばかりだったのだけど、ちょうど通りかかったインストアだったのと、今回はバンドではなく弾き語り（ピアノ）ということで、聴いてきました。約30分で5曲ほど。

冬を意識した選曲だったこと＋弾き語りということもあり、わりとミディアム〜バラード系の歌い上げる感じの曲が並んだ印象。彼女（稲田光穂）は、はっきりいって歌はうまい、と思います。まず声量があるしピッチもほとんど乱れないし、声のイメージも悪くない。だから、なんだかんだいって、聴かせる力量のある人だと思う。あとは「曲のメリハリ」かな。自作曲を歌っているのだけど、どうしてもメロディーラインに自分のクセが出てしまい、またどの曲も力一杯歌っているので、結果として曲の印象が似てきてしまうのは残念。一度、ほかの人の曲なんか歌ってみてはどうでしょう。新境地が拓けるかもよ。
あと、MCにも一所懸命さが出てしまい、ついつい長くなってしまうのも要注意。MCは「腹八分目」が原則です。…それと、また2月3日（Club Phase）も見てしまいます。なんかご縁があります。(^v^)

2002/01/16　チコチェアー、junior size、tomlinson court park、etre、カージュ　高田馬場 Club Phase

チコ目当てで行ったイベント「chocolate mix」ですが、平日ということもあり、お客は50人くらい（最初は20人くらいからのスタート）。やっぱ、ライブはそこそこ客席が埋まってないと寂しいね。

○「カージュ」　女性ボーカルとギターの男性のデュオ。打ち込みのバック＋アコースティックギターというバッキングで歌っていましたが、ボーカルは声質もよく伸びがあって、好きなタイプでした。ギターだけで歌ったデンマークの作曲家の曲がGood。

○「junior size」　稲田光穂さんのワンマンユニット。この日は、キーボード2台（うち1台は本人）を含む5人編成で登場。最初2曲はスピード感のあるロックンロールだったけど、やっぱり持ち味は後半のじっくり聴かせるタイプの楽曲でしょうね。全体に若い感じで、最初、学生バンドかと思ってしまったよ。

○「tomlinson court park」　hiro:nと同じアトラストのアーチスト。しかし、こちらもぱっと見た感じ大学の軽音サークルのOBバンドという感じ。一昔前なら、間違いなく「イカ天」で見かけたタイプだなあ。ダンパとかで演奏してる雰囲気。英語の歌詞中心で、バブルの残り香を感じさせるサウンド。しかも、ボーカルのお姉ちゃんがやたら色っぽく、個人的にはけっこう楽しみました。

○「チコチェアー」　今年初ライブということで、やたら張り切ってましたね。この日いちばんのステージであったことは間違いなく、アップテンポの曲ばかりで、あっという間の30分間でした。「アリーナ！スタンド！二階席！」というチカのMCに大笑い。年女、いいんじゃない？(^v^)

○「etre」　先日たまたまCDを買ったので、ちょい注目だったのですが、個人的にはハズシでした。ごめんなさい。最初、声が出てないな〜、風邪でも引いたか…と思っていたら、MCでは思いっきり声が出てました。？？？　ファンが多いのにもびっくり（←失礼）。関西のバンドだったんですね。

やっぱりこの日は、チコがベスト。カージュのボーカルはちょっと気になりました。