2002/02/23　イワサ　新宿 タワーレコード（インストア）

結論からいうと音楽性とイベント会場の取り合わせに、かなり無理があった印象。夜、それも「深夜」のイメージの濃いイワサなだけに、明るいタワレコの店頭に立つと、なんだか昼間の花火みたいで、おもしろくも何ともないんだよね。
最初、知らない人が多いだろうという配慮からか、MCの男性とのトークで20分ほど。その後「Walk on the Wild Side」「夜のチョコレート」「バラのうた」の3曲を、CDのバックトラックで歌ったのだった。MCが「謎の美人歌手イワサ、初登場」としきりにあおっていたのだけど、たしかにエキゾチックなルックスのモデル系の女性でした。ハーフっぽい感じもあり。それともメイクのせいかな？
しかし、このイベントでイワサの音楽の本質が、燐光を放つ深海魚、あるいは暗い水槽の中でゆらめく発光水母の美しさ…のごときものであることを再確認。ぜひ次回は夜のイメージの空間で見てみたいものです。

開演19時→終演19時40分。

2002/02/21　チコチェアー、John Brief、HOLIC　下北沢 Club 251

チコチェアー・プレゼンツの「ライブ・デストロイヤーVOL.4」ということで行ってきました。定刻から約15分押しでのスタート。

○「HOLIC」　ギター＆ベースが女性で、ドラムは男性というスリーピースバンド。ボーカルは主にギターの女性が担当（でもMCはドラムの男性というのは珍しい。たぶんリーダーですよね）。音的には、ノイジーなギターを全面フィーチュアしたギターバンドという感じながら、ベースも非常に自己主張していて、重量感のあるサウンドが気持ちいい。3人が対等にわたりあってる感じだし。けっこう気に入りました。ベースは遠目には西崎彩っぽい雰囲気？ 約30分。

○「John Brief」　こちらは男性ばかりのスリーピース。爆発的なパワーのある音で、骨太ロックって感じですね。ボーカルはシャウト系ながら、言葉もよく通っていて力感がある。「汗くさいバンド」と自分達で言ってたけど、まさに男っぽい気合のグループです。疾走する曲のみならず、バラード系の曲も力強く、なかなか似合っていた。約40分。

○「チコチェアー」　ホストバンドとして最後に登場。アンコールも含め約45分。前の「John Brief」さんがとにかくデカイ音のパワー系バンドだったため、最初はちょっとワリくった感じで、おとなしく見えてしまった（オープニングは「タンジェリン」→「ヘビーローテンション」というノリのいい選曲だったにもかかわらず…）。いつものチコワールドに入り込むのに、個人的には数曲必要としてしまいました。実は、この日は仕事で何かとマズイ事件が続き、かなり落ち込みモードだった自分。しかし、チカの「悩んだって答は自分の中にしかないんだよね…」という言葉に思わず納得。そして、「ま、そんな時はチコチェアーのライブを見て楽しんで吹き飛ばして下さい！」でニヤリ。新曲2曲のほか、3月発売の2nd「夕暮れシーサイドビーチ（通称＝USB）」なんかもあり、アンコールは「フレンチクルーラー」。やっぱこいつは一番チコらしいナンバー。名曲です。

初見の「HOLIC」に注目。CDを買いそびれたのは失敗でした。そういえば、会場では（自分たちの出番までは）チコメンバー自身がグッズ販売を実施。「チコTシャツ」は売れ行き悪いです…なんて言っていいのか？(^v^;; 「251」2月プロブラムの表紙のチカの写真、カワイすぎ！

開演19時15分→終演21時50分。

2002/02/17　iyiyim　吉祥寺 Disk Inn（インストア）

男女2人ユニットによるレコ発イベント。「イーム」と発音します。1st〜最新の3rdシングルまでの3曲を含めて5曲演奏。男性の方はギターですが、バックのカラオケもあわせて使ってました（最後の曲はアコギの伴奏のみ）。

この日聴いた印象としては、セツナ系ポップで悪くはないんだけど、これはいい！…という感じもなかった（スマン）。メジャーから出ているこういうユニットの音って、どうしてどれも似てきてしまうのだろうか。ボーカルは、ちょっと森高千里を思わせる声質で、小柄ながら森高よりもパワーはある感じ。MCもハキハキしゃべって印象は良いのですが。煮詰めると曲、それもメロディーかね。いいメロの曲が出来たら、けっこうイケルかもしれない。あと、バンド編成で聴くともっと印象違うのかも…。