2002/03/16　神山さやか　池袋 アムラックスB1

2回ステージの2回目。既発CD2枚の収録曲4曲を歌い、約20分のステージでした。ところで、個人的には、もう久しぶり…といってもいいくらい「見えない」イベントでしたね！　理由は、ステージの高さが（たぶん）10センチくらいしかないせい。しかたないので、もっぱらモニターばかり見てた感じ。

さて、神山さやかさん自体は初見。でも、「ASAYAN」でかなり見てるので、初めてという感じはしなかった。印象を一言でいうと、TVで見ていた感想と同じで、“即戦力じゃないよね”という感じ。笹路正徳Pがほれ込んだ素材だから、いいものは持っているのだと思うけど、まだまだ基礎が出来てないと言わざるを得ない。メジャーデビュー自体が早すぎる印象。いいじゃない、メジャーのハードルを超えられなくても。またインディーズ、ライブハウスから叩き上げでやれば。そうしたら、もっといい歌を歌えるようになるんじゃないかな。まもなく、東京に引っ越してくるみたいだし。性格は良さそうなので、ぜひ頑張って欲しいです。

2002/03/12　noodles、THE☆SCANTY、speena、SUPER EGG MACHINE　新宿 LOFT

ガールズバンドばかり4組が出演する「C.B.B.W level.3」というイベントでした。LOFTで3日前に買ったチケットは「006番」だったけど、お客は最大で150人くらいは入っていたかもしれない。7時に着いたら、オープニングアクトのバンドが演奏中。途中から見たのでレポは省略させていただきます。

○「SUPER EGG MACHINE」　10日ほど前に BLITZ で見たバンドと早くも再会。…というか、この日は、もう一度この SUPER EGG MACHINE を間近で確かめたかったというのが大きな目的だった。前回よりも長めに約30分のステージで、バラードナンバーなども含めて演奏。このバンドの中心はもちろん、ギター＋ボーカル＋作詞・作曲の藤井万利子だ。MCになると「私達、博多の田舎者でして、ハイ…」みたいな、はにかんだ（！）感じでしゃべる彼女なのだが、いったん音楽が始まってギターをかき鳴らした瞬間、人が変わったかのようにダイナミックな存在となる。激しいんだけど、とてもメロディアスで、なおかつスケール感のある音の波につつまれるような曲だ。連続する音の感じが、気持ち良いの一言。ベース、ドラムスのコンビネーションもいいし、ビジュアルもGood。ぜひ応援したいバンドですよ、これは！

○「speena」　初見だったのですが、ファンが多いね！　ユニット自体は女性3人（vo、g、ds）で、他にサポートのb＋kyd（いずれも男性）というステージ。ボーカルの感じは、GO!GO!7188みたいな、ちょっとつぶした感じの声だ。メロディーはポップ（歌謡曲っぽい）で、あっという間に覚えてしまった「LOVE POTION NO.69」とか、ハジけてる曲はけっこうゴキゲンです。ただ、後半2連発で演奏したバラードナンバーは、キーボードを大きくフィーチュアしていて、あまりにも歌謡曲っぽすぎる。ギターの存在もこのユニットの個性なので、やはりギター中心の曲を聴きたい気がしてしまった。

○「THE☆SCANTY」　ライブは初見。全体の印象を一言でいうと「音圧がない」。ギター、ドラムスを中心に出している音自体は、けっこう派手なのだけど、バンド全体がドライブしている感じが薄く、聴く者にドーンとぶつかってくるような音圧を感じないのだ。おそらく、これはまだバンドとしてのキャリアが浅いせいでしょう。それでも後半はこなれてきたみたいで、ラスト2曲（新しいシングル「Home Girl」収録曲）のようなポップなアプローチになると“らしさ”が出てたね。あと、フロント3人のビジュアルはサスガ…という感じだったけど、個人的にはギターに注目。いや、とにかくキュート！　THE☆SCANTY を見るときは、ポジションは「上手（かみて）」に決まりだね。(^v^)

○「noodles」　そのあとにヌードルスを聴くと、バンドというものの不思議さを痛感。出してる音は、全然派手じゃないし、むしろ渋いくらいのフレーズの連発なのだけど、それでも引きつけるものがふんだんにある、という印象。アンコール1曲も含めて約35分の演奏。

終演22時30分。私は家が比較的近いのでよかったけど、遠いところから来てると、けっこうツライ時間帯。最後のヌードルスの演奏が始まったのが21時55分だからねえ。しかし、全体に見応えがあり、楽しい企画でした。

2002/03/04　hiro:n　新宿 HMV-SOUTH（BS-i公開放送）

2002年、初の生での hiro:n…ということで、行ってまいりました。19時くらいからの出番という情報だったので、18時50分に現地到着してみたら、なんともう始まってました。結局、途中から見ることに。

私が聞けたのは「Maybe」＆「SWEET」の2曲。あとで聞いたら、最初に「マーガレット」を歌って合計3曲だったみたい。まあ、半分以上は聴けたわけだから、仕事を抜け出していったわりには上出来だったかもしれない。※その「マーガレット」は、大幅にアレンジをリニューアルしていて、2002年仕様になっていたらしい。
番組は、ライブの部分だけを店内のステージで撮って、あとはスタジオ内から放送するパターン。従って、比較的短い時間でしたが、なんだかますます女っぷりの上がった hiro:n を見れてラッキー、って感じでした。ちなみに、インタビュアーの「どんなシンガーになりたいですか？」という質問には「女性らしい歌い手ですね」（←言葉は正確でありません）みたいな回答をしていました。フェミニンで、なおかつカッコいいシンガーというのが今年のテーマみたいです。いいぞいいぞ！