2005/07/31　ザ・ドゥーナッツ　新宿 タワーレコード（インストア）

前日に引き続いてザ・ドゥーナッツ（The do-nuts）。いつも東京にいる人たちではないので、この機会に出来るだけ見たいものです。しかも、私が勝手にホームグラウンドと思ってる新宿タワーレコードですから、行かないわけには参りません。日曜の14時開始ということで、どれくらい人が集まるのか予測がつかず、多少早めに行ってみたのですが…。

やはりこの時間帯、タワレコ店内の人の数自体が少なく、通りすがりの人が集まってくることも期待出来ない。意外とお客さんは少なめで、目当て客はおそらく10〜20人。でも、こういう状況の中でも、きちんとやらないといけないのが新人というものだ。
この日のセットリストは、前日の伊勢丹での屋上バージョンと同じ5曲。序盤はオールディーズ・テイストのゆったりした曲が続き、後半にようやくビートの効いた「アロハ日和」や「渚のGO GO GIRL!!」が出てくる。お客さんも手拍子などで盛り上げてたけど、まずは「つかみ」が重要だ。構成的には最初に一曲アップテンポのナンバーがあるともっといいのでは…と思ってしまった（個人的には「マヒナビーチ」のマターリ感とかすごく好きなんだけどね）。でも、そういった細かいところを除けば、全体には元気で明るいステージで、またまた十分に楽しませてくれたのだった。ボーカルの面でも、前日ちょっと気になってた「アロハ日和」のサビのパート（ハモリ）も、この日はきちんと修正していて立派。また、MCを聞いてると、やはり年上のアキノさんが告知関係などでリード役になっているみたい。でも、時々空まわりしていることもあって、そんな時にはエリコさんがすかさずフォロー。もう1年以上一緒にやっているというだけあって、コンビネーションはさすがなのだった。

このあと、秋葉原でさらにイベントがあるということだったけど、さすがにそこまでは追いかけられず断念。心残りは、前日の伊勢丹の物販にあった1stシングル「アロハ日和」を買いそびれたことか。タワーレコードでも売ってるかと思ったら、やはり沖縄限定のせいかなかったのです。

開演14時→終演14時25分。

2005/07/30　ザ・ドゥーナッツ　新宿 伊勢丹 6階催事場ステージ

屋上イベントを終えたザ・ドゥーナッツ（The do-nuts）が、同じ伊勢丹の6階「大沖縄展」の特設ステージにも出演するというので、続けて見てきました。屋外ではステージまでの距離があったので、細かいところが分からなかったんだけど、今度はほぼ至近距離。より新鮮に楽しめました。(^v^)

セットリストは、6曲となって1曲追加。たぶん最初にやった曲が追加曲。その後は「マヒナビーチ」、「パパには内緒で」、前回オープニングで歌った曲、「アロハ日和」、「渚のGO GO GIRL!!」という順番（たぶん）。それぞれの曲も2回目に聴くと、ディテールも分かってきてよりおもしろく聴けた感じ。基本的に、シングルのタイトル曲はヒップホップ・テイストが入って、より現代的な気分のミクスチャーになってるんだけど、C/W曲は、意外なくらいストレートなオールディーズ・サウンド（60年代風）。何曲かでセリフがあったりするのも、最近あまり聴かないくらい60年代してるし、そのうえに、さらにヨーロピアン・ポップスや日本の歌謡曲など微妙にいろんな味付けがミックスされていて、どの曲もなかなか曲者という感じではないだろうか。それでいながら、歌う2人のキャラとビジュアル。この組み合わせは絶妙かも。オールディーズみたいに無条件で楽しめる音楽が好きな人なら、けっこうハマる可能性はある。
メンバー2人のバランスもいいね〜。ルックス的にきりっと美人系のMCアキノ、甘さがあってよりアイドルっぽいMCエリコの組み合わせ。衣装も見れば見るほど、健康的なお色気満載だし…。それぞれ「MC」と名乗ってるあたりも、中途半端といえばいえるんだけど、カワイイやっちゃっていう感じだったりする。イイヨイイヨ〜。振り付けもユルくていいな。

この回の終了後には、「渚の…」がタイアップしている「ちんすこうショコラ」付のスペシャルパッケージ盤を販売。実は観覧していた客層は、なぜかお年寄りが多く（いわゆる通りすがりのお客さん）、目当て客は少数という雰囲気だったんだけど、その物販には思いのほか長い列が出来てました。サイン会もあったせいかな。

開演16時→終演16時25分。

2005/07/30　ザ・ドゥーナッツ　新宿 伊勢丹 屋上わかばの広場

この日の新宿は、毎年恒例の「エイサー祭り」。新宿通りは賑やかな打ち物のリズムであふれ、沖縄情緒たっぷりの空間に変わる。そのイベントにあわせてか、伊勢丹では「大沖縄展」という物産展が開催されており、屋上では沖縄名産のオリオンビールのビアガーデン「オリオンビアフェスト」が。そのステージに、ザ・ドゥーナッツ（The do-nuts）が出演するというので見てきました。

ザ・ドゥーナッツは、沖縄を拠点に活動している16歳と18歳の2人組ガールズユニット。いわゆるアイドル系なんだけど、サウンドはイマドキっぽいミクスチャー系だ。この日のイベントは、彼女たちが沖縄以外で出演する初めてのイベントらしい。記念のステージを見ることが出来たのだった。
内容的には、全曲バックトラックを使っての2人だけでのライブ。オープニングは、弾けた感じの60年代アイドルを思わせるようなナンバーで、振り付けもしてあって、けっこうカワイイ。2曲目からは、ハワイアンテイストでリラックスできる「マヒナビーチ」、もろオールディーズ風のセンチメンタルなミディアムナンバー「パパには内緒で」、そして沖縄デビュー曲の「アロハ日和」、全国デビュー曲の「渚のGO GO GIRL!!」の全5曲。沖縄のアイドル…というと、アクターズ系のきちんと歌って踊れる子たち（曲はR＆Bなど）を想像しがちだけど、彼女たちは、全然タイプが違う。なんていうのか、もっとユル〜イ感じで、歌や振り付けも細かいところはバラバラだったりするんだけど、そこが南国的で大らかで良い…みたいな。CDショップで「沖縄のHALCALI」なんてPOPに書かれてたけど、まあ、そのユルさの部分を言ってるんでしょうね。シングル曲はヒップホップ風味が入ってて、そこもハルカリ風だけど、サウンドの基調になっているのは、実は60年代ポップス、つまり「オールディーズ」だったりする。「渚のGO GO GIRL!!」なんて、ホットロッドにラップなパートを融合させたミクスチャーだしね（←これ、盛り上がれます）。
もちろん、アイドル系だから、ビジュアルやMCも重要…なんだけど、これもなかなか。アメリカン・ダイナーのセクシーなウェイトレス風の衣装は、色がショッキングピンク！ もう狙ってますね（やられた）。フレンドリーなノリで楽しいMCもGoodだし。あっという間の25分でした。

この日は曇りながら、そうとう蒸し暑い日で、気分はほとんど沖縄。オリオンビール（大：400円）もおいしくいただき、楽しめました。イベントは引き続いて「All Japan Goith」（沖縄のスカバンド）が登場して、ステージ前は総立ちでジャンプする女性ファン多数でもう大盛り上がりさー。

開演15時→終演15時25分。