2006/01/08　YMCK　新宿 タワーレコード（インストア）

以前、一度ライブを見たことがあったので、何気なくふらりと行ってみたら…。ものすごい動員力じゃないですか！ フロアを埋める人の多さは、タワーレコード新宿店のイベントとしたら、まちがいなくトップレベルのクラス。いやぁ、人気あるんだなぁ（失礼ですね）。(^v^)

もろ初期ファミコン的なピコピコサウンドを操る男女3人組ユニット。…なんだけど、あまりの人の多さにステージはまったく見えず、以前見た記憶でそう書くしかない状態。たぶん、女性ボーカル、男性2人はオペレーター（キーボード）みたいな感じだったと思うんだけど、本当に何も見えない。普通、この会場はステージ後方の大きなスクリーン（マルチモニター）にライブの様子を映し出すのだけど、彼らの場合、ライブ用にスペシャル編集されたゲーム画面のような映像を流しながら演奏を行うので、ステージの様子を間接的に知ることも出来ない。曲的には、新しいアルバム「ファミリー・レーシング」からの曲を演奏していく。途中のMCも機械音声にやらせるなど雰囲気たっぷり。中盤2曲では、アルバムにも参加している、あの「高橋名人」がボーカルでゲスト出演。名人が出てくると、お客さんが「おお〜っ！」とどよめいていた。やはり、ファミコン世代の人にとって高橋名人ってスーパースターだったんだろうなぁ。個人的には、ファミコン世代ではないので（その前の世代ですね）、ちょっとそのへんの感覚は分からないんだけどね。分からないといえば、この初期ファミコンのピコピコした音から受ける感覚っていうのも、私たちとファミコンを幼少時代に体験した世代とでは、まったく異なっているんだろうな…などと考える。この日集まったお客さんの多さに驚くこと自体が、もうすでにファミコン世代を理解していないってことなのだろう。※曲にあわせて口ずさんだり、キメどころで体を動かしたりしている人も多数。ファン多し…なのだった。

開演16時05分→終演16時35分。

2005/12/29　AKB48　秋葉原48シアター

年末ということであまり選択肢もなく、気がつけば足は秋葉原に向かっている。年内で見ることが出来るのも、個人的にはこの日までだったので、とにかく見ておけ！…と2日連続、3回目の「AKB48」となったのでした。

ステージの内容は前日と同じ。しかし、仕事納めも終わった会社が多いとみえて、この日は休日モードでお客さんの数も熱気も一段とアップ。会場内はかなりの盛り上がりを見せていた。出演するメンバーの方も、連日の公演で大変だけど、実際のステージはレッスンの10倍は実力を伸ばすというから、今いろんなことをぐんぐん吸収しているところだろう（そんな変化を日々追っていけるのも、このプロジェクトの魅力ということになっている）。
楽曲についても、何度も聴いているとやはり耳になじんでくる効果はある。この会場では、客入れから開演までの時間、ずっとステージでやる曲をかけている。かかっているのは、ボーカルもすべて入った、いわゆる完パケの音源だ。CDなどでリリースしようと思えばいつでも出来る態勢にはなっているということだろう。「Dear my teacher」「桜の花びらたち」「AKB48」…28日のレポートで好きな曲と書いたこの3曲入りのシングルなら絶対「買い」。
ところで、考えてみると、AKB48には「ソロ」で歌う曲はまだない（ソロパートはあるけどね）。TPDのダンスサミットでもおニャン子クラブでも、やはりソロ曲がたくさん含まれていた。それが出来てくると、ステージにもかなりメリハリがついてくるのではないだろうか。…ともかく最も初期のバージョンも含めて、年内に何度か見られたのはラッキーだった気がする。やっぱ、アイドルは歌って踊らなきゃダメですよ！(^v^)

開演19時→終演20時20分。

2005/12/28　AKB48　秋葉原48シアター

3日前に見たばかりの「AKB48」。なんとなく気になったので、もう一回見に行くことに。まさにプロデューサー氏の罠にハマってるのかもしれないけど、見たいものが見に行ける環境にあるのにセーブする必要はない…というのが個人的な持論。そんなわけで、この日も迷わずアキバへGO！

年末ではあるものの、平日とあって仕事帰りのサラリーマンも多数。やはり内容的には、学生のような若い人たちよりも、もうちょっと（かなり）上の層に思いっきりヒットしてるみたい。まあ、自分もなんだが…。(^v^;;
ステージの内容は、前回見たものと基本的には変わらない。ただ、中盤で歌われていた2人ユニットの曲「あなたとクリスマスイブ」は、25日のクリスマスの日の公演が最後となったよう。かわりの新曲を差し込むのかな…とも思ったのだけど、この日はその曲を飛ばしただけで、結局1曲少ない形（アンコールも含めて全12曲）になっていた。
そんななかで、2回目に聴いてけっこうイケるかも…と思った曲について。まずは、2曲目に全員で歌う「Dear my teacher」。秋元氏お得意の「ティーチャーもの」。たしかおニャン子でも「およしになってねTeacher」ってあったよなぁ、と思いながら聴いたのだけど、「Dear…」の方はイマドキっぽいビートを生かしたテンポのいいナンバー。イントロの雰囲気とかがシスターQの「Step One」を思わせる、CXっぽいというか、まあそんな系統の曲。そして、AKB48の代表曲となりそうな「桜の花びらたち」。中盤とアンコールの2回歌われる全員の曲。桜のモチーフで分かるように、卒業や成長をイメージさせるサワヤカ＆しっとり系のメロディーが秀逸。この系統も秋元氏の十八番の一つだろう。新年（2006年）からスタートするTVドラマのテーマ曲や携帯電話のCMなど、いくつかタイアップも決まっているようなので、そのうち彼女たちのデビュー曲になるのかもしれない。メロディーも覚えやすくて心地よいので、やがてAKB48といえばこの曲…という感じになっていく可能性は大いにありそうだ。そして、アンコールの1曲目で歌われる「AKB48」（全員）。タイトルからして、まさに彼女たちのテーマ曲という感じだが、歌詞は秋葉原の代表的な店の名前を並べたものでかなりユニーク。これもビートを効かせたアップテンポのナンバーだ。ダンス（振り付け）もステージを端から端まで使ってダイナミック。…この3曲は個人的にも好みといっていい。
注目のメンバーだが、ファンはかなり分散しているのではないだろうか。一番人気…なんて子はまだいなさそう。個人的には「小嶋陽菜（コジマ・ハルナ）」のクールビューティーな雰囲気に一票。それと、最年少の「増山加弥乃（マスヤマ・カヤノ）」は11歳だけど、切れ味のいいダンスのセンスはピカイチ。なんでもミュージカルなどにも出演経験あるそうで、お姉さんたち全員を従えてセンターで踊る曲も2曲くらいある。小さい体を大きく使って踊っていて、ついつい目が行ってしまう。

※表記ですが、メンバー自身が「AKB48（エーケービー・フォーティエイト）」ということが多いようなので、そのようにします。また、会場名も劇場ではなく「シアター」と発音しているようなので、そう表記することにします。

開演19時→終演20時20分。