2006/08/12　Bon-Bon Blanco　浜松町 文化放送サテライトプラス

8月30日リリースのNEWシングル「ユラユラ揺れる」のプロモーションイベント。個人的には約2年振りのボンブラのライブだったのだけど、彼女たち自身にとっても、この1年半ほどは新作のリリースもなく、ちょっとしたお休み状態だったそう。というわけで、久々の再始動ステージを見ることができたのでした。

ボンブラといえば、何度もイベントに足を運んでたのは2002年のデビュー当時。その頃は主力メンバーは中学生というのを聞いて、「若いな〜！」と驚いてたのだけど、あれから4年が経過。ほぼ全員が女子大生の世代に成長している（実際に大学に通ってる子もいるみたいだし）。そう思ってステージに現れた彼女たちを見ると、たしかにすっかり大人っぽく、キレイになっている。しかも、この日の衣装は、新作のジャケット写真と同じくビキニの水着にデニムのボトムスをあわせたもの。つまり上半身は水着のブラのみ…ということで、けっこうセクシーなラテン系のビジュアル。もうクラクラきちゃいますよ〜。(^v^;;
さて、オープニングは新曲の「ユラユラ揺れる」から。バックトラックにおなじみの生パーカッション類。ラップなパートを大幅に導入していて、ヒップホップ系のミクスチャーポップというイメージのナンバー。そこにラテンパーカッションのノリが加わると、ゆったりしたグルーヴ感も加味されて、不思議と悪くない感じはある。続いてはC/W曲の「freebird」。こちらは「ちょっと大人っぽさを出してみました」と言ってたけど、ややテンポを落としてじっくり聴かせるラブソング…というイメージかな。自己紹介MCなどをはさんで、後半は代表曲の「ボンボヤージュ」「バカンスの恋」の2曲を。このあたりになると、最初は手探りっぽい雰囲気もあったステージの温度も上がって、けっこう勢いを感じさせられた。アンナのボーカルは、以前と同様パワー全開！ マコのダンスも楽しいしね。まあ、個人的には最も初期の「愛のナースカーニバル」とか聴いてみたかったんだけど…。そして、ラストは「ユラユラ揺れる」を再度歌ってのエンディングだった。ステージ終了後、文化放送アナによる軽いインタビューコーナー（約5分）あり。アンナの堂々とした受け応えにカンロクを感じましたよ。

ところで、以前のボンブラのライブといえば、熱心なオタファンが多数押し寄せて、もう「ウルサイっ！」っていうくらいの声援を送ってたものだけど、この日はギャラリーが意外なほどおとなしかった印象。人数的には70〜80人はいたような感じだけど、1年半の間にオタファンが離れていったってことなんだろうか。多すぎても困るけど、適度な人数のオタクは、いる方がステージが盛り上がるんだよなぁ…なんて気もしてしまったのだった。

開演15時→終演15時30分。

2006/08/06　Perfume　新宿 タワーレコード（インストア）

アルバム「Perfume 〜Complete Best〜」のリリース記念イベント。日曜の12時…というイベントとしてはかなり浅い時間帯にもかかわらず、100人以上のファンが集まり大盛況です。個人的には、彼女たちのライブは初見。これまでなかなかチャンスがなかったのですが、けっこう楽しみにして出かけました。

メンバー3人がバックトラックにあわせて歌い踊るステージ。新宿タワーレコードのイベントスペースのステージはけっこう小さいんだけど、そのステージを目一杯に使ってのパフォーマンスだった。オープニングは、最新シングルの「エレクトロ・ワールド」から。ボーカルにうんとエフェクトをかけた独特の曲。これはたぶん生歌じゃなく、リップシンクロ。でも、まあ全然OKです。フォーメーションをどんどん変えながらの振り付けは、本当にきれいにそろってる。曲と同じくらい、このステージパフォーマンスには楽しさがあった。2曲目は「懐かしい曲をやってみます」ということで、「おいしいレシピ」。2004年頃の曲のC/Wだったナンバー。古い楽曲だけど、その当時からサウンドプロデューサー、中田ヤスタカ氏はずっと同じということで、メジャーデビュー後の曲ともシームレスにつながっている印象。続いて「コンピュータードライビング」。そして最後は、これもインディーズ時代の曲「スウィートドーナッツ」（2003年）だった。こうして、最近の曲と以前の曲を聴き比べてみると、一定の連続性が感じられて違和感がないのと同時に、やはり初期の頃はオールディーズ的でキュートな「ガールグループ」を意識した部分が、メロディーや歌詞などの随所に感じられる。それに対して、最近のナンバーは未来っぽさ、SFっぽさ、バーチャルワールド…といったイメージが強化され、サウンド的にもよりクラブっぽいカッコよさが徹底されるようになっている。この手の音楽をミドルティーンのアイドルが歌うことによって、そこには“現実化したアニメの世界”とでもいいたくなるような、刺激的でワクワクドキドキ！な空間が現出していた。これって、うまくやれば、世界のオタク市場で大ヒットを飛ばすようなことになるかもよ…。
そんな彼女たち、MCのトークもかなり楽しい。3人の掛け合いによる、ものおじしない広島弁まじりのおしゃべりで、アイドル的によくこなれてる（彼女たちは、もともとは広島の一地方アイドルだったのだ）。4曲と短かったけど、なんかそれ以上の見ごたえがあった感じ。ワンマンとかツーマンくらいの、時間たっぷりで見られるライブでまた見てみたいと思わせられた。印象良かったです。

ちなみに、この日も背の高いお客さんがステージ前を占拠していたので、開演前は「これじゃほとんど見えないな…」とある程度覚悟を決めてました。果たして、メンバーがステージに登場してみると、彼女たちの身長が小さいこともあって、人垣の合い間からチラチラ…といった状態。主にステージ後方のモニターを見ながらのイベントとなりました。CD購入者には特製クリアファイルのお土産あり。

開演12時→終演12時25分。

2006/08/04　ユンナ　浜松町 文化放送サテライトプラス

文化放送が四谷から浜松町の新社屋に移転。1階にはサテライトスタジオがあり、ちょっとしたイベントスペースも併設。そこにユンナさんが出演するというので聴きに行きました。ステージ前には椅子席が3列ほど。そのまわりにも人垣ができてて、お客さんは70〜80人位かな。平日のわりにけっこう集まってた印象でした。

この日はユンナさん一人でのステージ。ピアノを演奏しながらバックトラックも併用するパターン。1曲目は「もっとふたりで」。快調に歌ってるな…と思ってたら、最後の最後で歌詞が飛んでしまった。あらら〜。彼女にしては珍しいな。実は、PV撮影のために行ってたタイからこの日の朝に戻ってきたばかり…という状態だったそう。MCで「時差ボケですかね…」とカワイク言い訳してましたが。2曲目はピアノだけの弾き語りで「碧い檸檬」。バックトラックを使ってる曲よりも力強く、歌声にパワーを感じさせる。この会場は、すぐ横に交通量の多い道路やJRの線路があるという場所なんだけど、それらのノイズの存在を感じさせないくらい。続いては、そのタイでPVを撮影してきたという、9月リリースの新曲「今が大好き」を歌ってくれた。明るくてアップテンポ。タイプとしたら「もっとふたりで」なんかに近い感じだろうか。けっこう楽しみ。このあたりになると調子はすっかり上がってきてる印象。後半は、「皆さんも一緒に歌ってね！」と、「ほうき星」〜「手をつないで」の2曲。最後の「手を…」だけはピアノを離れてスタンドマイクで歌うのは、最近の定番のパターンかな。前回、池袋でのイベントの時には、まったくといっていいほどステージが見えなかったので、この日はその時にくらべれば断然視界良好。夏ということでショートパンツだったせいもあってか、ちょっと細くなったような気もした。でも、元気そうに歌ってる姿が見られて良かったと思った。
1曲目の歌詞を飛ばしてしまったことが影響して、MCのために用意してた話題も全部同時に飛んでしまったとのこと。終演後、文化放送のアナがフォローして（？）軽くインタビューしてましたね。PV撮影で行ったタイでの話題で、「タイの食べ物はどうでした？」と訊かれ、「実はレモングラスもパクチーもだめなんですよ。もっぱら日本食とか食べてました…」。こんなところは、まだ子供っぽいユンナさんでした。(^v^)

開演19時→終演19時25分。