2013/10/05　バニラビーンズ　池袋 新星堂サンシャインシティアルパ店（インストア）

10/16リリース予定の新曲「プリーズミー・ダーリン」の予約受付イベント。サンシャインシティの新星堂アルパ店には初めて行ったのですが、壁一面にイベントを行ったアイドルの色紙が貼り巡らされてて壮観。入り口には「祝バニラビーンズ6周年」の大きな看板も出してくれてるなど、アイドルに力を入れてる店という印象。

メンバー2人でのステージ。セットリストは、「サブカルガールまどか」「ノンセクション」「プリーズミー・ダーリン」「マスカット・スロープ・ラブ」「Summer vacation」…の全5曲。この日は昼間にも別の場所（屋外）でイベントが予定されていたのだけど雨のため中止に。そのため、このステージでやる曲数を増やしたのだそう。当初の予定は3曲ぐらいだったのかな。
新曲以外は、最近のステージでの定番曲という感じ。ノリのいい曲中心の選曲だ。特に2曲目の「ノンセクション」では、このところのお約束で、「もっと盛り上げて、声出していくぞ〜！」とお客さんを煽り、ファンも「オイッ！オイッ！」のかけ声で応えるパターン。ただ、やっぱり今までのバニビの上品なステージングからするとギャップがありすぎる感じもあって、レナさんがニヤニヤ笑ってたのも、若干照れ隠しが入ってたのかもね。3曲目の新曲「プリーズミー・ダーリン」を聴くのは2回目。でも前回はバンド編成でのライブだったので、いわゆるオケを使ったこの曲のステージを見るのは初めてだ。サウンドを注意して聴くと…わりとすっきりまとまってる感じだろうか。ただ、それよりもこの日は、リサさんの声が出てないのが気になった。
最初の挨拶の時から、なんか全然力が入ってない感じ。実は、少し前に「声帯」を痛めて、病院に行っているとツイッターなどで報告していた。ステージ以外では声を一切出さないようにしている…といった話があったのだけど、どうやらその影響がまだ続いているようだ。いつもはビンビン響くくらい声が大きい彼女がそんな感じだから余計にギャップがある。事情を知ってるファンは、「お大事に、無理をしないで…」と思っていただろうが、知らないと手抜きに思われてしまうかもしれない。でも言い訳一つしないで、曲もすべて生歌で通していたのだから立派なものである。そう思って見てると、MCは主要部分を全部レナさんがしゃべるなど、ちゃんと相方をフォローしていたようだ。
終盤は勢いのある「マスカット・スロープ・ラブ」から「Summer vacation」で締める。ずっと「サマバケやってくれ〜」と言い続けてたのが、このところ採り入れられてて、偶然かもしれないけどうれしい限り。やっぱりいい曲だしね。全5曲、約25分。

MCで、「デビュー7年目、ってことは7つ齢をとったんだよ、すごくない？」といってたけど、たしかにすごいことですよ。もちろんバニビと一緒に自分たちファンも齢をとってるわけで…。ちなみに、この日予約したCDの現物を引き渡す「お渡し会」イベントも後日開かれるとのこと。予約したままだと販売枚数に計上できないからかな。CD売るのも本当に大変です。

開演19時→終演19時25分。

2013/10/05　みきちゅ　新宿 タワーレコード（インストア）

9/25にリリースされた2ndシングル「I☆SSW」のプロモーションイベント。前日にツイッターを見てたら、「念願の新宿タワレコでインストアやるよ！」…という情報が流れてて、ちょうど時間的にもタイミングがよかったので立ち寄りました。お客さんは7Fイベントスペースがほぼ埋まり切るぐらい。ぎっしりとまではいきませんが、けっこう集まってた印象。もちろん「みきちゅTシャツ」を着た熱心なファンの皆さんも大集結。

バックトラックによる1人でのステージ。セットリストは、「フローズンストロベリー」「恋愛パズル」「Morning magic」「歌姫」「First love」「I☆SSW」…の全6曲。MCで曲名を全部紹介してくれたうえ、後でブログにも書いてあった。こういう細かい心配りはありがたいよね〜。
オープニングから前半3曲はアッパーな曲を連発。フロアの盛り上がりはいきなりMAXに。ボーカルやオケの音もよく聴こえないくらいだけど、それもアイドル現場の醍醐味というものだろう。さらに、ここぞというところでは、ステージ上のみきちゅさん自身から指示が出るのも特色。ジャンプするところ、MIX打つところ、ステージ前に殺到するところ…などなど。曲ごとの盛り上がりタイミングがまだよくつかめてない初心者ファンにも親切なパフォーマンスという感じかも。
後半は、聴かせるタイプの「歌姫」や、この日から新しい振りつけを導入したという「First love」、そして最新シングルの「I☆SSW」…と飽きさせない展開。特に楽しかったのは、お客さんも巻き込んで一緒に振りつけを練習してた「First love」かな。曲自体のウキウキ感もなかなかのものだしね。
MCでは、初の新宿タワレコ、しかも雨の日にも関わらず大勢のお客さんが集まってくれたことに感激しきりだった彼女。テンションが上がったまま、頑張ってても思うようにいかない日々の悔しさを語りはじめる。「バンドやってる人からは、何でアイドルなんかやってるの？と低く見られることもあったし…」「インストアにももっとお客さん来てほしかったなと思うこともあったり…」「私だって原宿Kawaiiにも出たいし、シブカル祭にも出たい！（でも出れない）」…などなど。「でも今日はこんなに大勢集まってくれて…もう一瞬でもやめたいなんて思わないよ…」。思わず涙ぐむ彼女の言葉を神妙に聞くファンの皆さん…。時には「キモヲタ」なんて揶揄されるアイドルファンだけど、実際にアイドルをやってる人にとってはとても大きな力になっているのだろう。全6曲、約37分。

イベントの盛り上がりにハイな状態になってたみきちゅさん、実際にはここに書いた4倍ぐらいいろいろな話をしてました。その中ではうるっとなってる時もあったけど、最後の曲は再び笑顔でしっかり歌ってたのが印象的だったかな。こういうアイドルはファンも「推しがい」があるのではないでしょうか。

開演15時→終演15時37分。

2013/10/04　YeYe　渋谷 タワーレコード（インストア）

9月にリリースされたNEWアルバム「HUE CIRCLE」のプロモーションイベント。会場は3Fの特設イベントスペースです。平日とはいえ、わりと遅めのスタート時間ということで、仕事帰り風のお客さん多数。20分前に着いたのですが、店内の物色なんかしてたら全然見えなくなるな…と思ってすぐさま場所取り。なんとかまずまずの位置で聴くことができました。

ライブを見るのは約5カ月ぶりで6回目。前回（@O-nest）はかなり見にくい環境で不完全燃焼だっただけに、ステージが見通せる場所を確保できて一安心。この日の出演は2人。YeYeさんのボーカル/キーボード/アコースティックギター、サポートの浜田淳氏がキーボード/グロッケン/パーカッション/バックトラックの音出し…などなど。セットリストは、「パレード」「Do We We a」「明日は来ないか」「TAO」「Miserable」…の全5曲。
演奏したのは、すべて「HUE CIRCLE」に収録されているナンバー。オープニングからラストナンバーまで、曲順も含めてアルバムのエッセンスを抽出したような中身の濃いセットリストだったのではないだろうか。1曲目の「パレード」は、今回のアルバムのリード曲にもなっている。YeYeさんが演奏するのはキーボード（立ち弾き）。シンプルな、ほとんどリズムだけといってもいいバックトラックに2人の演奏する楽器が加わるだけなのに、とてもカラフルで奥行きを感じさせるサウンドが広がっていく。聴いてるとホッとするようなYeYeさんのボーカルもとてもいい感じ。
最初の曲が終わると、浜田氏と2人で「出来てよかったね〜」「ちょっと不安やったんですよ…」と安心したように笑いあっている。でも、聴いてるととても緊張しながらやっているようには見えない。ゆっくりしたトーク同様、聴き手に安心感を与える落ち着けるキャラも彼女の大きな魅力だろう。
2曲目以降もしっかりした歌と演奏を聴かせてくれる。3曲目「明日は来ないか」は、唯一アコースティックギターを演奏する曲。ミディアムナンバーが沁み込んでいく。思わず明るいインストアで聴いていることを忘れそうになるくらい引き込まれる。4曲目「TAO」を歌い終わった後、「この曲のサビのところで繰り返しがあるんですけど、本当に苦しいんですよ…」と言うYeYeさんに、浜田氏が「ナメとったらあかんぞっ！苦しいぐらいなんや！」とドスを効かせて突っ込むなど2人の呼吸もぴったり。非常に密度の濃いインストア。いちおう翌々日（10/6）のライブのチケットも買ってるんだけど、そこに向けてのいい予習になったステージだった。全5曲、約33分。

告知では、翌日同じ場所で行われる、ラリーレーベルの11周年記念イベント前夜祭に出演する話など。ショコラさんとのトークイベントの他、「レインボーコネクション」のセッションもあるとか…。個人的には次はDuoでのライブになるわけですが、非常に楽しみと期待が高まっている感じです。

開演20時→終演20時33分。