2017/09/24　つりビット　新橋 カレッタ汐留B2（カレッタプラザ）

11/1リリース予定の新曲「1010〜とと〜」の予約イベント。この日は2回ステージで見たのは2回目。新宿のイベント（SOLEIL）終了後、一緒に食事した友人が行くというのでそのまま同行。タワーミニ汐留店の主催イベントだけど、会場はカレッタプラザという屋外広場の特設ステージだ。以前は店舗のすぐそばの地下通路でやっていたのだが、最近はこっちでやることが多いのだそう。ステージに高さがあってけっこう見やすかったね。

つりビットを見るのは約5カ月ぶり6回目。バックトラックを使ったメンバー5人でのステージ。セットリストは、「踊ろよ、フィッシュ」「潮風日記」「ラムネ色のスケッチ」「1010〜とと〜」…の全4曲。
この日はあいにくの曇り。でも、もし晴れていたら、野外だし「最後の夏」を感じられるようなイベントになっていたかもしれない。オープニングは夏らしい「踊ろよ、フィッシュ」。これはとても良いカバーで好きな曲だ。2曲目はミディアム、3曲目もゆったりしたノリのナンバーで、それぞれ夏の夕暮れ時なんかが似合いそう。海岸のステージで聴きたいね〜。衣装は新曲用のものだろうか、これもかわいくて良かった。最後に歌った新曲「1010〜とと〜」は、どことなくアニソンっぽいモチーフも感じさせるアッパー曲。勢いはあるのだが、個人的にはもうちょいナチュラルな方が良いかな…。
つりビットを最初に見てからもう3年半ほど。でも、あまり大人っぽくさせようとしてないせいか、けっこう時間がたってもフレッシュ感がしっかり残っているのがいいよね。MCでは、ステージ前の「撮影可能スペース」のファンにポーズをとったり。曲数などからは比較的コンパクトなライブだったけど、久しぶりに聴けてよかった。全4曲、約25分。

開演16時02分→終演16時27分。

2017/09/24　SOLEIL　新宿 HMV record shop 新宿ALTA（インストア）

SOLEIL（ソレイユ）のデビューシングル「PINKY FLUFFY」（9/13発売）リリース記念イベント。たぶんこの日が初めてのイベントになるのかな。楽曲などはYouTubeのダイジェストを聴いて知っていたけど、実際のライブの雰囲気はどんなものかな…ということで足を運んでみた。

SOLEILはいちおう「バンド」という体際ではあるが、実質的には14歳のボーカル・それいゆさんのまわりをベテランミュージシャンでがっちり固めた「ソロ・プロジェクト」という感じだろう。この日のお披露目ステージにも、ギターの中森泰弘氏、ベースのサリー久保田氏（プロデューサーでもある）が出演。3人での演奏（バックトラック併用）。セットリストは、「PINKY FLUFFY」「Breakout」、アンコールっぽい拍手に応えてもう一度「PINKY FLUFFY」…の全3曲。
タイトルナンバーの「PINKY FLUFFY」は60年代風サウンド。それいゆさんも曲調にあわせた紺のレトロ風ワンピースだ。髪もロネッツのレコードジャケットみたいに高く結いあげている（そういえば「PINKY〜」のイントロのリズムもロネッツ風だったり…）。モデルでもある彼女、けっこう作り込んだファッションもばっちり着こなしていた。
とはいえ、14歳だからボーカルは年相応で、発声もまだ幼い。本格的なオールディーズサウンドとキュートなリアルロリータの組み合わせ、そのギャップがいいんだろうね。C/Wの「Breakout」は洋楽のカバーなので歌詞は全編英語。これもカタコト英語っぽい発音に萌える。ベテランの中森氏、サリー氏が両脇なので、絵柄的には三世代ファミリーバンドを見ているようでもある。
MCは、10月に予定されているワンマンの告知など。持ち歌の少なさに対しては、サリー氏が「新しく3曲くらいオリジナルが出来ている…」と補足していた。まあ、あとはカバーなどかな。それいゆさんは、過去にも「たんきゅんデモクラシー」でデビュー経験はあるのだが、ステージにはまだあまり慣れてない様子。MCの時もいちいちサリー氏の顔を見て確認してからしゃべっている。そのへんも含めてデビューイベントらしい初々しさが新鮮だったね。全3曲、約15分。

アイドルっぽい存在感もありつつ、イマドキのアイドルとは一線を画すサウンド。お客さんは一般ファンよりも関係者の方が多かったかも？ 全体的になごやかな雰囲気で、それいゆさんが歌うのをみんな目を細めてにこにこしながら見守るようなイベントだったんじゃないかな。

開演13時02分→終演13時17分。

2017/09/23　寺嶋由芙　池袋 ニコニコ本社（イベントスペース）

11/8リリース予定のNEWシングル「知らない誰かに抱かれてもいい」の予約イベント。その初日、オープニングのステージを見ることができた。最近はこのニコニコ本社が起点になることが多いようだ。女性のお客さんもけっこういて、最前列あたりはほとんど女性が占めている。それもあって、後方からでもステージがよく見通せて楽しいイベントになった。

イベント初日ということで、新曲とともに楽しみなのが新衣装のお披露目。ゆっふぃーが登場すると待ち構えていたファンから歓声が。新曲「知らない誰かに抱かれてもいい」の衣装は、グリーン系のチェック柄ワンピース。黒とゴールドが差し色になっていて秋らしい配色だね。グレーのベレーもかわいいよ。
バックトラックを使った1人でのステージ。セットリストは、「ぜんぜん」「世界でいちばんかわいい君へ」「好きがこぼれる」「天使のテレパシー」「わたしを旅行につれてって」「知らない誰かに抱かれてもいい」…の全6曲。
この日のハイライトは何といっても新曲。タイトルが衝撃的！…ということで発表直後から話題になっていたのだが、女の子が「知らない誰かに抱かれてもいい」なんて言い出すシチュエーションとして考えられるのは普通「失恋」ということになるだろう。実際に聴けた新曲は、秋らしく切ないミディアム寄りのナンバー。一度では細かい歌詞まではチェックできなかったけど、なんとなく心が離れてる感じの彼氏に、女の子が「もう〜バカバカバカ！」とか言いながら拗ねている…みたいな曲。
MCによると、「春に『天使のテレパシー』で出会った2人が、夏には『わたしを旅行につれてって』の関係になるものの、秋には…」という三部作的ストーリーになっているのだそうだ。サビで転調があったりしてポップな要素も入っている。オタクがMIX打って盛り上がる感じではないけど（この日もイントロでは打ってたけどその後はなし）、これはこれでありだろう。
さらに、C/W曲も聴けたね。2曲目の「世界でいちばんかわいい君へ」（すでに先行でお披露目は済んでいた模様）。ゆるキャラのことを歌った内容かな。とてもかわいいミディアム曲だ。ちなみに、新曲のC/Wには「好きがはじける」という曲も収録されるそう。好きがはじまる、こぼれる…に続くこちらも三部作らしい。
新曲関連以外の定番曲もたっぷり歌って盛り上げてくれた。4列目くらいからで視界もまずまず、かわいいゆっふぃーをたっぷり見られて楽しいイベントだったわ〜。全6曲、約34分。

この日もニコニコ本社ならではのネット生中継つき。大型モニターに流れる視聴者のコメントにも反応し、現場のオタクの突っ込みにもちゃんと応えるゆっふぃー。さすがだった。ちなみに今回も指輪をしている。オタクに「これも衣装だから病まないでね」とちゃんとフォローしてくれるところが優しい。

開演13時02分→終演13時36分。