2019/10/09　ニコニコ♡LOVERS　秋葉原 AKIBAカルチャーズ劇場（ワンマン）

「ニコラバカルチャーズ撮可ライブ」。9/30にお披露目されたニコラバの新曲「らびらびにゅー!」がたぶん聴けそう…ということで。チケットはいつもの当日予約。座席もいつもの上手側3列目。下手側も空いてたんだけどなんとなく…。この日は平日ということで、若干お客さん少なめだったかも。

○「にこにこ♡きゃんでぃ」　メンバー5人でのステージ。オープニングSEとともに「うりゃおい、うりゃおい」と勢いをつけながら登場してくる。この日は全グループ通常バージョンの衣装。セットリストは、「理想的アイデンティティ」「Doggy Boogie」「君との5センチメンタル」…の全3曲。
目が追ってしまうのはやっぱり麦乃あさひさん。かわいさはもちろん、パフォーマンスの面でもけっこう中心的存在といっていいんじゃないかな。MCでは「20日のKIF（かわいいアイドルフェスティバル）は、にこきゃんの持ち時間が40分も。何をやるかは今考えてます」…みたいな話など。KIFはすでにチケットを押さえているので今から楽しみ。約17分。

○「地獄まで30センチ」　この日のステージから新メンバーが加わり3人体制に。セットリストは、「CANDYきゃっと」「サイケで理論」「Catch me!」…の全3曲。
毎回のように「見るたびに人数やメンバーが変わっている」と書いているじごさん。そろそろ落ち着いてほしい感じだけど、この日のステージに関しては安定感はあったね。オリジナル2曲は3人そろってのパフォーマンス。最後のニコラバカバーのみ、以前からの2人で。約13分。

○「ニコニコ♡STREET」　メンバー5人でのステージ。セットリストは、「三毛猫JAPAN」「マタタビ」「ときめきキャッチャー」「転生ネコファンタジア」「世界共通言語ネコ語計画」「ハッピーニューイヤーおもち」「レモンちゅーハイ」…の全7曲。
最初にステージに出てきた石原すずかさん。白いネコミミをつけてない。一瞬、今日はそういう趣向？…と思ったのだが、ほかのメンバーはいつも通りの仕様で登場。普通に忘れ物かな。この日は巻いた髪をおろしていて、ちょっと大人っぽい石原さんだった。ステージは30分で今のニコストを表すならこれしかないでしょ…的な勢いのあるもの。あっという間で楽しかったね！
■前月から歌っている新曲「三毛猫JAPAN」を見るのは3回目。振り付けに「忍者走り」を取り入れているところがおもしろい。ただ、今のふわふわした衣装だと動きとちょっとあわない気も。前回のチャイナ服みたいなシルエットの出るシャープな衣装の方がこの曲についてはよさそうだ。
■「ときめきキャッチャー」は、イントロの振り付けが最近のお気に入り。特に両手で「アゲアゲ」感を出していくところ。ここは青山夢音さんが最高！ ちょうど上手側だしね。間近で見られてよかった。
■「レモンちゅーハイ」の後半、石原すずかさんが小鳥遊めるさんにタックル？するところも見逃せない。
■MCでは、12月に予定されているメンバー2人（奏怜花さん、石原すずかさん）の生誕祭の告知など。
■全7曲、約29分。

○「ニコニコ♡LOVERS」　メンバー6人でのステージ。セットリストは、「伝説のうさ耳ティアラ」「SWEET SMILE AGAIN」「らびらびにゅー!」「タピオカサンセット」「星屑Magical」「yua your world」、アンコールで「真夏のセレナーデ」「夢見る恋ウサギ」…の全8曲。
前回はつい「新ネタがなかった」などと書いてしまったニコラバ定期。でも、この日はなんと「新ネタ三連発」。思わずテンションあがったね！ まずは新曲「らびらびにゅー!」。お披露目されてまだ10日ほど。定期公演ではもちろん初めて。さらに8/30の生誕祭で披露されてから、その後一度も歌われてなかった山内ゆあさんのソロ曲「yua your world」。この曲も満を持しての定期初お目見え。さらにさらに、アンコールでは西條真未さん生誕祭（8/9）以来となる「真夏のセレナーデ」も再演。
「最近のニコラバ定期は持ち時間が短くてものたりない」的なことも書いたのだけど、これだけ聴きどころがあると充実感も半端ない。短くても内容次第ではめっちゃ楽しい…ということを再確認できたステージだったんじゃないかな。

■新曲「らびらびにゅー!」は、とにかくキャッチーで楽しい曲。サビのフレーズなんて一発で覚えてしまうほど。合いの手も入れたくなるし。ちなみに「らびらびにゅー」は「Rabbit loving you」で、ちゃんとウサギになっている。ニコラバらしいし超かわいい。全員が片足でぴょんぴょんする振り付けで、あんちゃんがふらついてるところもカワイイ。
■山内ゆあさんの「yua your world」。いつかは定期でも聴けると思ってたけど、まさかこの日とは！ 行っててよかった〜。改めて聴いても、イントロの段階からキュート＆キュートで彼女のイメージにぴったり。もっと定期で聴きたい曲だ。振り付けもきゃわわ。MVじゃなくてもいいので、「振り付け動画」をぜひアップしてほしい。無限にリピートできそう。
■アンコール1曲目の「真夏のセレナーデ」は、アキシブProjectのカバー。西條真未さんの生誕でやった時、フロアのファンから「もう一回聴きたい！」という声がかかり、それに対してリーダーういりんが「いつか定期でやろうか」と答えていた。そういうほんの一言をちゃんと覚えていて、実際にやってくれるというのはファンとしてはめっちゃうれしいものだろう。それにこの曲、ニコラバの最近の曲のノリにもちょっと近いところがあって、新曲といわれてもまったく違和感ない。改めていい選曲だなと感心。
■アンコール動画「ニコラバちゃんねる」では、ニコグル・リクエストアワーの概要を発表。今年も12/29に上位15曲を発表するイベントが開催されるみたい。TOP5曲はご褒美としてMVを制作。ただし、前年3位「ハートのバリア」はこの日の段階でも「撮影快調」。全部が完成するのは1年がかりになりそう。
■前回は小物を黒で固めて個性を感じさせてくれた小針小枝さん。この日は普通かな…と思いきや、髪のリボンが一人だけ黒というこだわり（他のメンバーはピンク）。彼女の声質はグループの中でも大きいアクセントになっていることもあり、最近ちょっと注目のメンバーだ。
■MCでは、桃音あんなさんの生誕祭を12月に開催という告知など。
■全8曲、約41分（アンコール含む）。

最後のニコラバでめっちゃテンション上がった定期公演。こういうのがあるとまた行きたくなってしまうね。ちなみに、ニコラバ＆ニコストで12月の生誕祭が3人。8月も3人だったので、11人中6人が8月・12月の2カ月に集中していることになる。しかも、真夏と真冬で二極化。偶然だろうけどおもしろい。

開演19時15分→終演20時58分。

2019/09/23　原宿眠眠、ミライスカート、みのりほのか、彼女のサーブ＆レシーブ、イロハマイ、Nakanoまる、武井麻里子　渋谷 Club Malcolm

原宿眠眠さん主催「ねむいフェス Vol.4」。9/25リリースの1stEP「Wake up!!E.P.」のレコ発イベント。普通にチケットを買って行ってもよかったのだが、EP制作のためのクラウドファンディング最終日の動画配信を見ているうちに、どうせなら…と「ねむいフェス招待コース」を支援して参加することに。クラウドファンディングも無事目標金額をクリア。いい雰囲気での開催当日となった。

○「ミライスカート」　ライブを見るのは約3年半ぶり2回目。当時は4人グループだったが、現在は児島真理奈さんのソロユニットとなっている。しかし、楽曲の方向性は基本変えていないようだ。テクノをベースにしたポップス。マイナーなナンバーには歌謡曲っぽい切なさがあり、メジャーな曲ではユーロビート的な高揚感があふれ出す。ソロなので歌の存在感がより増している印象だが、声質・歌唱ともに素直で聴きやすい。その分、アイドルっぽさは若干薄れたのかな。全5曲、約25分。

○「みのりほのか」　ソロのアイドル。予備知識なしでの初見だったが、結論からいえば、この日最大のアメイジングだった。80年代頃の「正統派じゃないアイドル」の匂いがプンプンしてくる。宇宙人を自称してたり、曲中でスプーン曲げをやってみせたり…昭和的なキワモノっぽさ満載。でも、楽曲は意外なくらい80年代のおいしいところを忠実に再現している。テクノ、ファンク、シティポップ…思わずニヤリとさせられる個性的なナンバーの波状攻撃だ。パフォーマンスも魅力的。かわいいルックスでムーンウォークやスリラーポーズを決めてみせてくれる。気づいたらステージから目が離せなくなっていた！ それにしても、毎回「ねむいフェス」が呼ぶアイドルにはうならされるね。全6曲、約27分。

○「彼女のサーブ＆レシーブ」　2人組ユニット。特徴のあるグループ名はSNSなどでよく目にしていた。ライブはこの日が初見。テニスルックにラケットを持ってのステージ。70〜80年代シティミュージック風トラック＋どことなく脱力したボーカル…という組み合わせがポイントかな。ギターのカッティングがきいてる曲、スペクターサウンドっぽい曲、テクノ風味にリゾート風味…いわゆる「楽曲派」ファンが喜びそうなツボをうまく突いてる印象だ。金髪と黒髪が対照的なメンバーのキャラも親しみやすく、フロアのお客さんとも一瞬で友達感覚に。テニスボールをフロアに打ち込むパフォーマンスもあり、キャッチしたお客さんには後でチェキプレゼントだそう。全5曲、25分。

○「イロハマイ」　DTM系シンガーソングライター。以前、武井麻里子さんのステージに飛び入りで歌っているのを見たことはあったが、自身のライブは初見。ボーカル/ショルダーキーボード＋バックトラックも併用。1人でのステージ。アレンジにはややテクノっぽさを感じるものの、基本はシンガーソングライターっぽいポップ曲かな。曲中のボーカルのない部分でけっこう煽りを入れてくる。手拍子の指示とかタオルまわしとか。とにかく元気でにぎやかなステージングだった。全5曲、約25分。

○「Nakanoまる」　アコースティックギター弾き語りのシンガーソングライター。1人でのステージ。彼女も芸名がユニークなので知ってはいたが、ステージは初見。まず印象に残るのはくっきりした強めの声質と個性的な楽曲。そして目力の強さ。ポップというよりは現代風のフォークソングだろう。弾き語りの特性を生かして、かなり自由に歌っていく。この日のラインナップの中ではやや異色、でも存在感は際立っていた気がした。衣装はパジャマ。「ねむいフェス」にちなんで…ということだけど、毎回来てるとけっこうありがちではある。全5曲、約23分。

○「武井麻里子」　ライブを見るのは約半年ぶり。前回も「ねむいフェス」だった。バックトラックを使った1人でのステージ。オープニングからブチアゲていくいつものスタイル。この日はフロアには降りてなかったけど、ステージを端から端までフルに使い、最前列のお客さんの頭にタッチしながら歌うなど、彼女らしい勢いのあるライブになっていた。ただ、勢い重視のあまりか、多少歌がザツになってるような気も。後半は明らかに息切れしてたしね…。衣装とかはあいかわらずかわいくていいのだけど。全5曲、約29分。

○「原宿眠眠」　トリは待ちに待った原宿眠眠さん登場！ バックトラックによる1人でのステージ。セットリストは、「私たちの魔法」「Summer Soda」「よいこのうさぎ」「いいにおいのゆめ」「RomanTickがとまらない」「Wake Up!!」、アンコールで再度「Wake Up!!」…の全7曲。
リリース直前のEPに収録されている4曲を含め、オリジナル全曲を披露。この日がライブでのお披露目となった3曲の印象を書いておくと、まず「いいにおいのゆめ」「RomanTickがとまらない」はエレポップ色強めかな。これまでは「私たちの魔法」のイメージで、原宿眠眠＝渋谷系サウンドという捉え方をしていたのだけど、ここにエレポップというもうひとつ新しい引き出しが加わった感じ。でも、聴いて唐突感はなく、他のナンバーとの調和もよくとれている。今まで正面からだけ見ていた原宿眠眠というアーチストを、今度は横から見ることで立体的に捉えることができるようになった…そんな気がした。そして「Wake Up!!」は、「私たちの魔法」の延長線上といえる曲。夢見るパワーがあふれだすような爽やかなメロディー。EPのタイトルチューンでもあり、まさに原宿眠眠の本格的なスタートを象徴するような曲になっていると思った。

ステージに立った原宿眠眠さん（ていうかツバサさん）はEPのジャケットと同じ衣装。前回つけていた立方体の髪飾りではなく両サイドに細いリボンを結んでいる。まっすぐに前を見すえるその目は緊張のせいか、それともEPレコ発イベントを無事迎えられた達成感のせいか、オープニングからうるんで、今にも涙がこぼれそう…。でも、3曲目あたりからハンドマイクに持ちかえて、歌いはじめたあたりからは、お客さんのこれまでにないほどの手拍子にも支えられて、その表情はたしかな自信に満ちたものに変わっていったような気がした。
本編を歌い終わって、「もう酸欠状態です！」といいながら大発表してくれたのは、アソビシステム所属が決まったというおめでたい報告。原宿つながりでこれ以上ない組み合わせじゃないかな。そのままアンコールへ。この日2回目の「Wake Up!!」は振りも入れながらノリノリで！ フェスを締めくくるいい盛り上がりになったね。全7曲、約31分。

これまで皆勤の「ねむいフェス」。この日もすべての出演者で盛り上がってたね。短い転換のタイミングでステージ前のファンもさっと場所を交替する様子は見事なもの。おかげさまで原宿眠眠の時にはほぼ最前列に近い位置から見ることができた。長丁場だったけど、見ごたえ・聴きごたえのあるイベントだった。

開演18時30分→終演21時51分。

2019/09/22　ニコニコ♡LOVERS　秋葉原 AKIBAカルチャーズ劇場（ワンマン）

「ニコラバカルチャーズ撮可ライブ」。ニコラバ定期を見るのは約1カ月ぶり。その間にも山内ゆあさん生誕ライブやニコストワンマンを見ているのだが、それでもなんとなくインターバルをあけた気になっている。座席は当日予約で3列目の端。この位置もほとんど指定席になりつつあるね。まあ、前の方だとそこくらいしか空いてないというのもあるのだけど。

○「にこにこ♡きゃんでぃ」　メンバー6人でのステージ。セットリストは、「理想的アイデンティティ」「Doggy Boogie」「君との5センチメンタル」…の全3曲。
いつもの白い衣装…じゃないメンバーが2人。花園ぴあのさん、餅月ゆいりさん。この日は2人の生誕ライブということで、普段とは違うきれいなドレスを着ていたのだった。MCのタイミングで、それぞれ簡単な挨拶と誕生日セレモニー。ケーキのろうそく吹き消しは、会場の都合で火が使えないのでポーズだけ。持ち時間が短いためそれくらいしかできない。でも、多くのファンが温かい拍手を送っていた。
そして、にこきゃんを見る時の楽しみは、やっぱり麦乃あさひさん！ この日も上手側に座ったのでばっちり「あさひポジ」。清楚感全開で、爽やかさがあふれてたね。約23分。

○「地獄まで30センチ」　ステージを見るのは7月以来となったじごさん。いろいろあって現在はメンバー2人だけになっているようだ。セットリストは、「サイケで理論」「Catch me!」「CANDYきゃっと」…の全3曲。この日は最後に物販の告知をちょっとしただけで自己紹介も含めてMCほとんどなし。見るたびに人数や顔ぶれも変わっていて、まだまだ落ち着かない印象。約11分。

○「ニコニコ♡STREET」　前々日に初ワンマンを見たばかりのニコストちゃん。ところがその夜、オリジナルメンバーでもある二宮亜美さんが突如、翌日付での卒業を発表。けっこう激動だったわけだが、この日からすでに残されたメンバー5人での活動が始まっている。セットリストは、「ニャンダフルドリーマー」「転生ネコファンタジア」「ときめきキャッチャー」「レモンちゅーハイ」「三毛猫JAPAN」「ハッピーニューイヤーおもち」「世界共通言語ネコ語計画」…の全7曲。
そんなニコストのステージは、いきなり「チャイナ服公演」！ 全員、ミニ丈のチャイナドレスを着用。それだけでも激キャワなのに、ほとんどのメンバーが中華風のお団子ヘアーだから、その破壊力はかなりなもの。5人になったことによるパワー減少を吹き飛ばすビジュアル効果となっていた。カラフルな曲との相性もよかったし、そもそもニコストの先代衣装は「中華」がモチーフ。似合う要素はもともとあったといえるだろう。超楽しいステージとなった。
■全員メンバーカラーを基調にしたチャイナ服を着ていたけど、青山夢音さんだけはいつもの白ではなく真逆の黒。大人っぽい雰囲気で似合ってたね。
■刺激的な着こなしだったのは奏怜花さん。ミニ丈の下は黒い網目のストッキング！
■体のラインがくっきり出るチャイナ服を着るとみんな細いのがすごくよくわかる。とりわけ石原すずかさん。細いのに動きはいちばんダイナミック。この日からは新たに「煽り」も担当。残された唯一のオリジナルメンバー。頑張ってほしい！
■後半に入るところでタイトルコールと曲があわないアクシデントが発生。メンバーに知らされていた曲順とPAに渡っていた曲順が違っていたようだ。「次、何くる？」とステージ上でメンバーたちが身構えてるところはめったに見られない光景だったかも。
■ワンマンで初披露された「三毛猫JAPAN」。改めて聴くと歌詞もけっこうアニソンっぽい。チャイナ風ビジュアルと和メロ、意外としっくりきていたね。ゲームなどだとこういう組み合わせも普通にありそうだ。
■全7曲、約28分。

○「ニコニコ♡LOVERS」　メンバー6人でのステージ。セットリストは、「HOPPiNG NOW」「Shiny Heart」「恋してサマー」「星屑Magical」「夢見る恋ウサギ」「ハートのバリア」、アンコールで「タピオカサンセット」「半分魔法少女」…の全8曲。
およそ一週間前に「台湾3DAYS」の海外遠征を行ったニコラバちゃん。その成果は…アンコール動画でお披露目された「タピオカサンセット」のMVに集約されてた感じかな。オール台湾ロケによる映像。タピオカの本場だからテーマ的にもぴったりだ。MVのほかにも、メンバーで唯一タピオカが苦手な桃音あんなさんがはじめてタピオカを飲んだり、雨宮ういりさんが台湾名物の「臭豆腐」「ドリアン」などに挑戦したり…といったエピソードも紹介されていて楽しい。
ただ、こうした楽しい話題が直接メンバーの口から語られることがなかったのは、ちょっと惜しいところだったかな。もともとMCで「トーク」的なことを一切といっていいほどやらないグループなので、ある程度は予想していたけど、こういう大きいネタがある時くらいは頑張ってしゃべってほしいと思ってしまった。

■衣装はいつもの現行バージョン。でも、この日は小針小枝さんの着こなしが目を引いた。片足につけている「ガーターリング」が本来のものではなく、黒のレザーっぽい材質のものになっていたからだ。よく見ると同じく黒のチョーカーに、靴下も黒。もともと「黒が好き」と公言してる彼女らしく、小物づかいで個性を出していた感じ。「ブラックさぁてゃん」。つい目が行ってしまった。
■セットリストはアンコールも含めて全8曲。ちょうど1年前に見た時はニコラバだけで15曲やっていた。その時とくらべると曲数も持ち時間もほぼ半分に。たぶんにこきゃん、じごさんの枠が増えた分、持ち時間が削られたのだろうが…。ニコラバファンとしてはもうちょっと聴きたいと思ってしまう。
■この日のソロ/ユニットコーナーも「ハートのバリア」1曲のみ。せっかくの定期、普段やる機会が少ない曲も聴きたいもの。たとえば山内ゆあさんの「yua your world」。お披露目されてから、まだ定期ではやってないはず。ぜひ！
■全8曲、約45分（アンコール含む）。

今回のニコラバちゃん。基本的にステージは楽しかったけどMV以外の新ネタ的なものがなかった分、ちょい注文多めの感想になったかも。10月のワンマンに向けてどう盛り上げていくのかに注目したいね。一方、ニコストの方はメンバーが抜けたと思ったら、チャイナ服で攻めてきたり…いろいろと目が離せない感じ。新メンバー追加はあるのかも気になるところ。

開演17時45分→終演19時35分。