2021/10/03　Ange☆Reve　有楽町 オルタナティブシアター（ワンマン）

「Ange☆Reve単独公演 〜週末えんじぇる Vol.6〜」。一週間前の権田夏海さん卒業公演の翌日、さっそく発表されたあんじゅれ新体制。新メンバーはAJではおなじみのぇみちぃこと安藤笑さん！ 発表と同時にこの日の単独公演の情報も解禁に。もちろん速攻でチケットを押さえたのだった。座席は中央ブロック（下手寄り）4列目。最前列はクローズだったので実質3列目かな。近くて見やすい最高の席だったね。

オープニングは新SE（オーバーチュア）。メンバー5人でのステージ。新体制とともに衣装もこの日から秋の新衣装に。セットリストは、「勇敢な恋のセレナーデ」「イトシラブ」「堕天使の心モヨヲ」「セフィリア」「Limited Complex」「Winding Road」「星空プラネタリウム」「Your Smile」「運命的％」…の全9曲。

新体制のお披露目は当初、TIF（東京アイドルフェスティバル）の華やかなステージで行われる予定だった。ところが運悪く大型の台風が首都圏に接近。あんじゅれが出演予定だったTIF初日が中止になってしまったのである。そのため、2日後のこの日が仕切り直しのお披露目公演に。そんなわけで、たまたまだだったけど新体制はじめてのステージ、節目のライブを見ることができた。

やはり注目は新しく加わった安藤笑さんだろう。前年までJewel☆Ciel（現Gran☆Ciel）のエースであり、AJでもトップクラスの人気者だったバリバリのアイドル経験者。新メンバーではあるが「新人」ではないので、ステージも最初からきっちり仕上げてくるだろうなということは十分に予想できた。そして、実際にその予想はほぼ当たっていたと思う。
あんじゅれでのはじめてのステージという緊張感もたしかにありつつ、それ以上に安定感がすごい。フォーメーションはおそらくごんちゃんが抜けたところにそのまま入っていたのかな。長身でスタイル抜群というところもそっくり引き継いでいるし、考えてみると他グループの中心メンバーだったところまで似ている。
たしかにルーチェのように若いまったくの新人を入れてフレッシュ感が増幅するのも楽しいけど、今回のあんじゅれのように根強い人気のあるアイドル経験者を入れて、一種の「オールスターグループ」になっていくのも、これはこれでおもしろい。しっかり手応えのあるお披露目公演だったんじゃないだろうか。

■新SE（オーバーチュア）はインストのみだったかな。これまでのような「声出し」の要素がないのはコロナ対応仕様ということだろう。事前に予告はなくサプライズでのお披露目。
■新衣装はブラウン系のチェック柄が印象的。秋らしい配色。胸に大きなリボンがついていて、全体のイメージはトラッドで清楚なアイドル（でもお腹は出てる）。脚がきれいに見えるミニスカートもいいね。こちらは新体制発表と同時にアーチスト写真が公開されてたので、実物をステージで確認した感じ。みんな超かわいかった。
■その他の初物としては、ひめたんが煽りを入れる曲があったり。
■MCはやはりぇみちぃの話題が中心。ダンスがいちばん難しかったのは「セフィリア」。あんじゅれの曲でいちばん好きなのは「泣かないよ」。それを聞いたりかまるちゃん。「今日のセトリ、私が決めたんだけど入れるの完全に忘れてたわ」。「泣かないよ」お披露目はいつだろうか。
■ぇみちぃとありえるはらぶどるに一緒に在籍したことがあるのでタメ語で会話。でも、あとの3人に対してはまだ敬語を使ってしまうそう。最年少のひめたんまで「ひめたんさん」になっているのは、実はAJに入ったのはひめたんの方が先だから。年齢関係なく所属が早い方が先輩になるということのようだ。
■中盤ですでに汗だくだったぇみちぃ。でも、全曲終わってからも「まだ3回はやれますよ」と元気いっぱい。いったんアイドルをやめて、改めて歌って踊れるステージに帰ってきた、その喜びがアドレナリンを出していたのかもね。既存メンバーにとってもしえるを引っ張っていた存在の加入は刺激になるはず。これからも良い化学反応を起こしてほしい。ステージをこなすごとにグループとしてもどんどん充実していくのは間違いなさそう。
■この日は椅子前スタンディングOK。MCの時だけ座るスタイルで。
■全9曲、約55分。（アンコールなし）

この日の会場、オルタナティブシアターにも初入場。客席に傾斜がついてて前列のお客さんが被らずステージがクリアに見渡せる。最高だったね。駅からのアクセスもいいので、また来たいなと思えた。ちなみにチケットには「別途ドリンク代」とあったが結局ドリンクチャージ不要。細かいけどこれもありがたい。

開演17時30分→終演18時25分。

2021/09/26　Ange☆Reve　大手町三井ホール（ワンマン）

「権田夏海 Ange☆Reve卒業公演」。昼間ルーチェ（ももたん生誕）を見た同じ会場で、今度はあんじゅれのごんちゃん卒業ライブ。大きな節目となる公演ということで自然と引き締まった気持ちに。お客さんの人数も多く入場はなかなか進まない。一般チケットの順番がきたのはすでに定刻をまわった時間。少しでもステージの近くで見たいと上手側6列目に空席を見つける。前列に背の高いお客さんがいて視界はいまひとつだが、違う席を探す余裕もなくそのまま開演を待つ。

メンバー5人でのステージ。セットリストは、「Dear Dream」「Kiss me Happy」「勇敢な恋のセレナーデ」「堕天使の心モヨヲ」「Angel Sign」「Winding Road」「泣かないよ」「TIME-ING」「Limited Complex」「黄昏抱いて、君ヲ思フ」「Resolusion〜君に迷わない〜」「Dolly Kiss」「ミラクル☆エレメンツ」「ギュッとSTAR!!」「Freaky☆Rock☆Party」「L♡ve Scream」「キミエモーション」「イトシラブ」「雨降りサヨナラ」「星空プラネタリウム」、アンコールで「サマ☆ラブ」「絶対リメンバー」「運命的％」…の全23曲。（ファンツイート参照）

ごんちゃんこと権田夏海さんがグループ卒業、アイドル引退を発表したのは約2カ月前。最初に知った時には、彼女が30歳という節目を迎えていたことから「やはり…」という印象もあり、同時にこの約2年間ずっと安定していたあんじゅれの5人体制が終わることへの「惜しいな」という気持ちもあった。
ラストライブが近づいてくるにつれ、その思いは彼女への感謝に変わっていった。近年、あんじゅれをはじめ、ルーチェ、るーじゅなどいろいろなAJグループを楽しく見ているのだが、そのすべてのきっかけになったのは、「元どるえれのごんちゃんは今どんな感じなのだろう…」という興味でのぞいたあんじゅれのイベントだったからだ。感謝を込めて最後までそのステージを見届けたいと思った。

オープニング。特別な映像とかもなく、普通にメンバーがステージに出てきて曲がはじまる。そのまま終盤までいつもと変わらないグループでのパフォーマンス。気持ちはこもっていたけれど、必要以上に感情をあらわにすることもなく、楽しい曲はひたすら楽しく、カッコいい曲はどこまでもカッコよく歌い踊っていく。それはごんちゃんだけでなく他のメンバーも同じだった。ソロの曲は終盤に1曲だけ。それもグループとは違う魅力をアピールするためとかではなく、基本的には最後まで「あんじゅれの権田夏海」を強く印象づけるライブだったと思う。どるえれで約5年、あんじゅれで約4年。グループアイドルとして駆け抜けた彼女の10年間のまさに集大成といえるステージだったのではないだろうか。

■ストレートにグループでのパフォーマンスで魅せることに徹した感じの卒業公演だったけど、それでも衣装は4パターンで魅せてくれた。序盤、「泣かないよ」までは白の羽根がついた天使衣装。後半の「イトシラブ」まではごんちゃん1人が深紅、他のメンバーは黒のクールでシャープな雰囲気で。もちろん堕天使のイメージだろう。本編終盤になると卒業衣装のラベンダーのドレスで登場。最後のアンコールはメンバーとおそろいの卒業Tシャツだった。
■衣装の早替わりはどるえれの得意技でもあった。この日も天使から堕天使へのチェンジなどは相当な高速だったと思う。ごんちゃんはいなくなるけど、このDNAは受け継いでいってほしいな。
■最初のMCでは「ついにこの日が…」「珍しく緊張してる」といった発言も。でも、曲が進むにつれて緊張感はいい意味でパフォーマンスの充実につながっていったと思う。「リミコン」「黄昏」「Resolusion」…このあたりはもうキレッキレだったね。ラストということを忘れるほど惹きつけられた。
■「Dolly Kiss」「ミラクル☆エレメンツ」「ギュッとSTAR!!」は初期どるえれナンバー。「古参も来てるしやっぱりこのへんの曲もやらないと…」みたいな振りでスタート。当時から応援してきたファンにとっては感無量な選曲だったと思う。
■終盤は盛り上げナンバー連発。「イトシラブ」のキメセリフはもちろんごんちゃん！
■「イトシラブ」の後、全員いったん袖にはけている間にムービー上映。10年前からのごんちゃんのキャリアを振り返る映像。どるえれ移籍後のドリーミュージック時代がすっぽり抜けてるのは仕方ないとしても、初期の映像はもうちょっときれいなのを探してあげてほしかった…。
■ひとりでステージに再登場したごんちゃん。ラベンダーの卒業ドレス。静かに話しはじめる。「20歳の時、どうしてもアイドルになる夢を諦め切れず、家族にも黙って、わずかなお金だけ持って上京してきた。今から考えると、よくあんな思い切った行動ができたなと思う。でも、それがすべてのはじまりだった。それから2年後。はじめて母がステージを見に来てくれた。大勢のファンに応援されてる私を見て認めてくれた。その日、歌ったのがアイドル人生でたった1曲だけもらったソロ曲…」。
■その「雨降りサヨナラ」を8年ぶりに歌う。しかもアコースティックギター弾き語り。彼女にとってステージでの最後の挑戦。でも、ここまでの話ですでに感情があふれ、歌声は涙でとぎれとぎれ。ギターもつっかえながらやっと弾いている状態。こんなごんちゃんは見たことがなかった。ある意味でボロボロのその演奏は、ステージではどんな曲でもクールにカッコよくキメてくれる完璧なアイドルという上着を彼女がはじめて脱いだ瞬間だったのかもしれない。
■歌い終わった彼女はこう締めくくった。「10年前の決断は間違ってなかったと今、自信を持って言えます。だから、今日のアイドル卒業も10年後に、あれでよかったんだと思えるように、私は必ず幸せになります。ファンのみなさんも一人一人絶対に幸せになってくださいね…」。このへんの言葉の選び方から何となく"寿"なのかしら…という想像もできるのだが、ファンにはそれ以上のことはわからない。
■本編最後は「星空プラネタリウム」。卒業だからアンコールなしという予想もしてたのだけど、ちゃんとアンコールはあった。「最後が星プラだと切ない感じだから…」と3曲連続でアッパー曲。「言葉よりもパフォーマンスで伝えるのが私らしいので…」というのはいかにもごんちゃんという感じ。いつも通りの爽やかなエンディング！
■手を振りながらステージからはけていくごんちゃんの最後の言葉は、もう一度「みんな幸せになってね〜」だったかな。終演後、ステージ奥のスクリーンには上を向いて何か祈るような彼女の横側のスライドが映し出されていた。
■全23曲、約2時間6分（アンコール含む）。

ごんちゃんのステージを見たのはどるえれ時代の1年半＋あんじゅれでの2年半。あわせて約4年。彼女の10年のキャリアの半分にも満たない。ライブ、イベントの回数だと35回かな。やや離れたところから見守っていた感じのファンではあったけど、違うグループに移ってもまた見るようになったという意味では縁の深いアイドルだったと勝手に思っている。改めてありがとうと伝えたい。

開演17時48分→終演19時54分。

2021/09/26　Luce Twinkle Wink☆　大手町三井ホール（ワンマン）

「城崎桃華バースデーライブ2021」。ルーチェといえばももたん！という感じになっている現状、参加しないわけにはいかない。ルーチェメンバーの生誕ライブ自体もお初ということで、それも楽しみにしていた。チケットは例によって一般。そのため入場は遅め。上手側5列目端っこの席で。後から入ったわりにはまずまずの良席だったかな。

定刻から10分強押しで客電が落ちる。最初はオープニングムービー。ももたんプロデュースによる「ルーチェフォトブック」（写真集）の撮影風景など。かわいい衣装を着たメンバーの姿をひとしきり見たところでいよいよライブスタートとなる。
広いステージにひとりで登場したももたん。いきなりソロ曲から！ 真赤な生誕衣装で大きなクマのぬいぐるみを腕に抱えている。いかにも彼女らしいファンシーなたたずまい。セットリストは、「Baby sweet very love」「Strawberry♡feels」「1st Love story」「go to Romance>>>>>」「恋色♡思考回路」「Fight on!」「Shall we Luce?」「START DASH SENSATION」「セツナツ、ダイバー」「恋のprologue*」「L♡ve Scream」「ナミダの跡が乾くまで」「クリスマス・サイレンナイト」「ターミナル〜僕らあるべき場所〜」「Symphony」「スーパーマジカルーチェミラクル☆トゥルーパーマジカルーチェミラージュ」「Shiny☆Journey」…の全17曲。（公式ブログ参照）

ルーチェのももたんは何度も見ているけど、彼女自身についてはそれほど知っているわけではない。たまたまひとりで配信していた「SHOWROOM」を見て、けっこういろんな話をしてくれて楽しい子だなあと思ったことがあったくらい。その意味では、主役が年に一回、自分の好きなものを詰め込んたステージを繰り広げる生誕ライブは、本人を知るとても貴重な機会といえる。そして、この日はそんな期待にばっちり応えてくれる、まさに「ももたんワールド」全開な生誕になっていたのではないだろうか。いちごをイメージした生誕衣装に、大好きだというアニメソングやかわいいアイドルソングのカバー。もちろんルーチェとしての華麗なパフォーマンスでもしっかり魅せてくれる。とても新鮮、かつハッピー！ 客席で見ていてもマスクの下の表情がいつの間にかニッコニコになってしまうようなライブだったと思った。

■オープニングのソロ曲「Baby sweet very love」（オリジナルは小倉唯）はアニソンカバー。この時抱いていたクマは、もともとはステージに置くセットの一部だったもの。あまりにも緊張したので一緒に出ることにしたそう。でも、急遽変更した演出とは思えないハマりっぷりだったね。
■生誕衣装は赤を基調に、白と緑が差し色になったもの。ザ・アイドルという感じの超キュートなデザイン。同時にスカートの後ろがふわっと長い裾になっているところがエレガントでもある。ストローハット型の髪飾りもお似合いだったわ〜。実はMCで「いちごをイメージしたもの」と言われるまで、いちごとは気づいていなかった。でも、言われてみると「いちごでしかない！」という感じ。今のルーチェでこの衣装を着こなせるのはももたん以外考えられない。
■この日も新体制初のルーチェナンバーあり。それが「Strawberry♡feels」。生誕衣装のいちごにかけてこの日お披露目することになったそう。この曲から登場した4人のメンバーは白の生誕Tシャツ＆パステルのメンバーカラースカート。
■最初のMCでは、「緊張しすぎてまだ全然始まってる気がしません」というももたん（この時点で4曲終わってる）。すかさず「始まってるよ！」と突っ込むゆきのしかちゃん。いいわ〜。
■生誕ライブのハイライトともいえるカバーメドレー。終わった後、選曲したももたん本人による1曲ごとの解説があったので、ステージの印象とともにメモ。
○「START DASH SENSATION」（城崎・咲本）　アニメ「アイカツ!」の主題歌。さあきゅんがアイドルアニメが好きなので「一緒に歌ってくれませんか？とお誘いしました」とのこと。
○「セツナツ、ダイバー」（城崎・板山・宇佐美）　らぶどるの定番曲。イントロ、アレンジなどAKBマナーのナンバーを、王道アイドル的な安定感あるステージングで。
○「恋のprologue*」（城崎・小泉）　ルーチェのミディアムナンバーをデュエット。バックのスクリーンでアップになるかののんの表情からはめっちゃ緊張しているのが伝わってくる。そんな新メンバーの頭を「よしよし」してほぐしてあげるももたん。お姉さんっぽくていいね。本体でも近々お披露目予定とのこと。
○「L♡ve Scream」（城崎）　あんじゅれの最新曲をソロで！ 好きなアイドルの曲を別の好きなアイドルが歌ってくれるという至福の時間。間奏では舞台上で衣装の上着、裾をはずして早替わり。色あいは同じだけどミニスカート＆胸にいちごの刺繍の、よりスポーティーなイメージに。
○「ナミダの跡が乾くまで」（城崎）　ソロ3曲目はじぇるの!カバー。ソロを続けて聴いて感じたのは、ももたんの歌声の魅力！ しゃべる時は高くて甘い声なのに、歌うとしっかりした芯のある声質に。これはギャップにやられるパターンじゃないかな。歌唱力もあると思う。
○「クリスマス・サイレンナイト」（城崎・板山・宇佐美・咲本）　AJ定番曲。なんとももたん生誕でこの曲をやるのはルーチェ以前も含めると3回目とのこと。いろんな曲をやりたい中で3回も…ということは、やっぱ相当好きなんだろうね。
■ちなみにカバーメドレーは、基本ワンコーラスずつでノンストップのスピーディーな展開。例外は「L♡ve Scream」のワンハーフと「クリスマス〜」フルサイズだったかな。
■終盤は盛り上げナンバー3連発。「スーパマジカル〜」の後半になると、ステージ後方のスクリーンがゆっくり上がり、さらに背景の暗幕まで完全オープンに。そこに広がるのはガラス越しの大手町のビル街！ 会場が決まった時から、このギミックを使ってラストの「Shiny☆Journey」を"陽射し"の中でやりたかった…というももたん自身の演出だそう。あいにくこの日は曇りだったけど、「雨じゃないだけ大成功だよ」とメンバーがフォローしてくれる。いやいや、ファンの心の目にはキラキラ光を跳ね返すまぶしい風景が見えていたんじゃないかな。
■ライブに特化した内容で、ケーキのろうそくを吹き消したりする系のイベントはなし。このへんは他のAJグループの生誕とほとんど同じ構成だった印象。
■全17曲、約1時間23分。（アンコールなし）

内容的にいちばんの収穫はソロで3曲も聴けたこと。グループの場合、ソロパートはあっても、1曲通して歌うのを聴く機会はほぼない。ももたんの歌の実力を垣間見ることができたね。1時間半弱のステージだったのだが、短いとはまったく感じない密度の高いライブだった。楽しかったし見ごたえ、聴きごたえあったね〜。

開演13時12分→終演14時35分。