2022/01/08　愛乙女☆DOLL、Ange☆Reve、Jewel☆Neige、Snow☆Feliz、Luce Twinkle Wink☆、桧垣果穂、Jewel☆Rouge、Gran☆Ciel、ArcJewel HOKKAIDO　恵比寿 ガーデンホール

「ArcJewel New Year LIVE 2022」。年明け一発目のAJ主催ライブ。お年玉がわりに前方席で…とも思ったのだが、このところ後方の一般席でもそれなりの良席に座れている。結局、この日もCチケットで。入場してみるとやはり上手ブロックの一般最前（全体では8列目）が空いていた。ステージまで遠い感じもなく見やすかったね。ちなみに前方は着席観覧のみ、後方は椅子前スタンディングOK。

開演前はオープニングトーク。出順の遅いらぶどる、あんじゅれ以外のグループから1〜2名が参加。司会はルーチェの宇佐美幸乃さん。ステージの両端には門松が立ってたりしてお正月っぽい雰囲気。約5分。※以下セットリストはファンツイート参照。

○「ArcJewel HOKKAIDO」　メンバー4人でのステージ。セットリストは、「Snowball Fest」「流れ星」「スターマイン」「イトシラブ」…の全4曲。いずれもAJの先輩グループのカバー。その中でもるーじゅの「スターマイン」は、前年大晦日から新体制で活動している本家の4人バージョンを見る前に、北海道ちゃんの4人バージョンで聴くことに。元気にオープニングを飾ってくれた。約20分。

○「Gran☆Ciel」　メンバー5人でのステージ。セットリストは、「スタークラシック」「(a) SLOW STAR」「夢ガチャ☆」「Message」「First Star」「虹」…の全6曲。
序盤はゆったりめの始動で、中盤から後半にかけて一気に盛り上げていく流れ。この日は夢咲りりあさんが椅子に腰かけてのパフォーマンス。事情はわからないが「元気です」と言っていたので足かどこかを痛めてたのかも。若干変則のステージとはなったが、グループの勢いは十分感じられた。いつも目に飛び込んでくる濱田菜々さん、そして最近名前を覚えた望月希美奈さんを中心に。約32分。

○「Jewel☆Rouge」　メンバー4人でのステージ。セットリストは、「Shooting Star」「嘘つきアンスリウム」「Royal Red Queen」「スターマイン」「マイセオリー」「A♡」「ダイキライレンズ」…の全7曲。
大晦日から新体制となったるーじゅ。4人でのステージを見るのはこの日がはじめて。違和感がない…と言ったらウソになるだろう。スピード感あふれるエモーショナルなナンバーからかわいく楽しい曲まで、途中MCなしのノンストップで届けてくれた現メンバーたちの頑張り、強い気持ちはしっかりと伝わってきたが、やはり実際にそのステージを見てしまうと、そこにいるはずのない推しの姿を知らず知らずのうちに探している自分に気づいてしまう。るーじゅは現在、新メンバーのオーディションを行っている。この4人体制もそう長くは続かないはずだ。できるだけ早く本当の意味でリスタートとなる日がくるといいなという気がした。約29分。

○「桧垣果穂」　ソロでのステージ。セットリストは、「君色シグナル」「1st Love Story」「Clover Wish」…の全3曲。1曲目は春奈るなさんのカバー。以前、ニコステの青山ゆのんさんも生誕でカバーしていた。アニソン好きの間では定番曲なのだろうか。自分が好きでライブにも行っていたアーチストの曲がカバーされるのは、やっぱりうれしい。声質にも似たところがあって、けっこうハマってたね！ 3曲目はアニメ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のオープニング。岡山のローカルアイドルを推す話だそう。アニソンらしい華やかで楽しい曲。かほハムさんも気持ちよさそうに歌ってた。約17分。

○「Luce Twinkle Wink☆」　メンバー5人でのステージ。セットリストは、「"FA"NTASYと!」「go to Romance>>>>>」「スーパーマジカルーチェミラクル☆トゥルーパーマジカルーチェミラージュ」「ちょいViVi」「I'mpossible?」「Symphony」…の全6曲。
この日のルーチェのトピックは、新アニメタイアップ曲「"FA"NTASYと!」＆その新衣装のお披露目！ 新春にふさわしいめでたい感じのステージに。新曲はかののんセンターでスタート。一言でいえばアニソンらしいめっちゃハイテンションで賑やかなナンバーかな。衣装もメンバーカラー仕様で、リボンいっぱいのかわいいデザイン。ポイントは頭につけたケモミミかな。MCでは「ウサミミ（うさぎの耳）」と言ってたけど、どう見てもキツネっぽい尖ったタイプ。特にももたんは赤なので、そのイメージが強い。いずれにしても、とにかく目を引くし印象に残る。
トークでは一人一人、新年の抱負を発表。かののん「AJの他グループの先輩とも仲良くなること」。すかさず「だったら今日がチャンスだよ！」と突っ込むゆきのしかちゃん。先輩と撮った写真をSNSに必ずあげろとプレッシャーをかける。これからのかののんのツイッターが楽しみ！ 約35分。

○「Snow☆Feliz」　メンバー3人でのステージ。セットリストは、「もしもキミじゃなくて」「White Trip」「re+blast」「Snow Flake Remind」「君と見上げたあの日の夢」…の全5曲。
白とラベンダーの衣装を身にまとった白咲華さんのかわいさが全開！（他のメンバーもかわいいのだが） そこだけ見てても全然退屈しないね。曲は最初と最後がスノフェリのオリジナルで、あとの3曲がねーじゅのカバー。この日はねーじゅと連続での出順となったのだが、うまくかぶらない選曲になっていた。AJHとあわせるとこの日も全グループ中でもっとも持ち時間が長かったことに。約29分。

○「Jewel☆Neige」　メンバー8人でのステージ。セットリストは、「Restart」「Snowball Fest」「人生、私が主人公」「冬空のセオリー」「Jewel」「YELL」…の全6曲。
大晦日に見た時に休演だった倉田かすみさんが復帰。ただ、まだ本調子ではないようで最後の曲以外は椅子に腰かけてのパフォーマンスとなった。前半、「Snowball Fest」から「人生、私が主人公」と賑やかでおめでたい感じのナンバーを連続でやってくれるあたりは、お正月らしさを意識してたのかな。楽しい雰囲気が一気に高まってよかったね。その曲振りをやったおもちゅこと千葉思佳さんのノリの良さも新鮮だった。「今年は年女なので！」と干支のトラにちなんだ髪型（ネコミミっぽい）で気合い入ってたしね。もちろん、ねーじゅのステージではいつも注目のみはらちゃんも元気一杯。この日も激キャワ！
グループとしては、2/26にJewl☆Mareへの交代式を行うことも発表。2月から夏仕様に…というのはちょいと早いのではという気もするが、何でも先どりというのはいいことだろう。約30分。

○「Ange☆Reve」　メンバー5人でのステージ。セットリストは、「ココからイマジネーション」「リトルピ」「セフィリア」「Limited Complex」「運命的％」「イトシラブ」…の全6曲。
1曲目「ココイマ」は現体制で初披露。イントロが流れる前、フォーメーションを決めただけで、フロアのファンが「おおっ」とうなった。皆さん、よくわかってらっしゃる！ 9月加入のえみちぃは「年明けまでには全曲覚えたい」と話していたから、もうそろそろレパートリーのコンプリートが近づいている感じだろうか。2月下旬に「週末えんじぇる特別編」というスペシャルイベントがあるとのことなので、そこで「全曲披露公演」が行われる可能性はけっこうあるような気がしている。
全体的には安定感のある選曲とステージング。ならし運転も終わって、新体制ならではのダイナミックな動きが始まる年になる…。そんな予感を秘めた年初のライブだったのではないだろうか。約28分。

○「愛乙女☆DOLL」　メンバー7人でのステージ。セットリストは、「壊して、純情」「L'amour est tout」「SUNNY DAY JOURNEY」「君はストーム」「Green」「BRAVER」…の全6曲。
紺色の生地を使ったミリタリー調の制服、そんな趣きの衣装。MCによると「BRAVER」バージョンということのようだ。きりっと引き締まってカッコいいね。10年の歴史があるらぶどるだけに、比較的最近からしか見てない観客にとっては新鮮な引き出しがまだまだありそうだ。この日は最後にその「BRAVER」でびしっとキメてくれた。MCでは間近に迫ったZepp Divercityでのワンマンの告知など。年明けのAJ主催ライブを締めくくったのはやはり代表グループのらぶどるだったね。約31分。

こういった長時間ライブだと最後にエンディングトークがあったりするのだが、この日は何もなし。いきなり特典会に移行していた。席が後方ブロックの最前だったため、スタンディング可ではあったが、立たなくてもステージがよく見えた。そのため若干省エネで、立って見たのは全体の半分程度だったかな。そのため終演後も疲労感まったくなし。新年一発目、快適なライブ初めとなった。

開演13時25分→終演17時58分。

2021/12/31　Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Neige　鶯谷 東京キネマ倶楽部

「ArcJewelカウントダウンライブ2021→2022」。AJの6グループが2組ずつ3部に分かれて出演するカウントダウンイベント。といっても昼間の開催なので、ちょっと時間をずらしてバーチャルに年越しを体感する趣向である。見たのはいちばん早い時間帯の第1部。上手側3列目の席で。椅子前スタンディング。

○「Jewel☆Neige」　倉田かすみさんが休演。メンバー7人でのステージ。セットリストは、「冬空のセオリー」「Yell」「超絶☆はっぴー!じぇねれーしょん!」「やっぱキミがいい」「Snowball Fest」「MI☆RA☆I☆へ!」…の全6曲。（メンバーツイート参照）
この日は両グループの衣装交換公演。ねーじゅの方が人数が多いため、いろいろなバージョンのルーチェ衣装が混在するビジュアルとなった。いちばん目立ってたのは1人だけヴィヴィッドな「赤」を着ていたみはらちゃん！ ももたんの「I'mpossible?」の衣装。超かわいいデザインのうえ、頭にかぶった白のベレーも似合いまくってたね〜。
しかも、他のメンバーがピンク2人、スカイブルー2人、ミントグリーン2人…といった淡いパステル系の衣装だったこともあって、色彩的には「みはらちゃんセンターのグループ」感がすごいことに。さらに、1曲目「冬空のセオリー」はクリスマスソング。みはらちゃんの赤がサンタのようにも見えるから、ますます主役感が半端ない！ そんなわけで、この日もずっと彼女を目で追う公演となったのだった。ハツラツとして終始楽しそうなパフォーマンスがすばらしかったね。
ちなみに自己紹介は「高校生のみはらちゃんです」。以前は16歳と言っていたはずだけど、また年齢を言いたくない思春期を発動しちゃったのだろうか…。たしかに予備知識なしで見たら今でも最年少とは思わないかもしれない。ちょと目を離したらどんどん進化している時期でもある。これからもみはらちゃん定点観測を続けていきたい。約30分。

○「Luce Twinkle Wink☆」　メンバー5人でのステージ。セットリストは、「I'mpossible?」「Shiny Journy」「スーパーマジカルーチェミラクル☆トゥルーパーマジカルーチェミラージュ」「Strawberry feels」「恋色♡思考回路」「ターミナル 〜僕ら、あるべき場所〜」…の全6曲。
衣装交換でルーチェが選んだのは「Jewel☆Mare」のブルーとピンクの衣装。ステージ上が一気に夏仕様に。MCでのトークも主にこの衣装について。「まーれの衣装、どうですか？ めっちゃかわいくないですか〜？」「ルーチェの衣装を着たねーじゅもみんなかわいかったね〜」「似合ってたね〜」と双方の衣装を褒めあうスタイル。たしかにどっちも新鮮なビジュアルだったね。
この日はルーチェのファンだけでなくねーじゅのお客さんもいるということで、久々に「スーパーマジカルーチェ…」の振り付けの練習も。あいかわらず超難しくて全然できない…。
メンバーで印象的だったのは、やっぱりももたんかな。とにかく動きがキレッキレ。どの曲も良いのだけど、とりわけすばらしかったのがラストの「ターミナル」。笑顔を封印して真剣なまなざしでカッコよくダンスするももたんも最高だ。AJアワードで個人部門3位の実力を改めて感じさせられた。本当に目が離せない！ 約29分。

○「カウントダウンイベント」　ルーチェのライブが終わると、ねーじゅのメンバーもステージに再登場してカウントダウンイベント。まずは、ステージ上方のスクリーンで2021年の両グループの活動を写真で振り返る映像が上映される。そのまま"仮想年越し"のカウントダウンがスタート。数字がゼロになったところで、メンバーがクラッカーやバズーカを一斉に発射！ フロアのファンと一緒に年越しを祝った。
こうしてキネマ倶楽部の会場内だけはもう2022年を迎えた…という体で「ニューイヤーライブ」へ。ねーじゅは「Endless Blue」、ルーチェは「Symphony」。1曲ずつ。ちなみに「Symphony」の選曲理由は、ネコの手のような振り付けがあるため。ネコ科→寅年というつながりだったみたい。カウントダウン＆ニューイヤーライブで約18分。

昼のイベントなので終わって外に出てもまだ全然明るい。大晦日はやはり暗くなる前に自宅に戻りたいもの…ということで、前年に引き続いて2021年も第1部を選んでみた。天気はよかったけど風は相当に冷たい日だったので正解だったね。前日も含めてAJづくしの2日間。AJ系イベントにたくさん行ったこの1年を象徴する締めくくりとなった。

開演11時30分→終演12時49分。

2021/12/30　Ange☆Reve　渋谷 WOMB（ワンマン）

「AJ2021ラスト単独ライブ!! TOP1〜3 渋谷WOMB編（第1部）」。11月のAJアワードにおけるグループ部門上位3組がそれぞれ年内最後の単独ライブを開催。3位だったあんじゅれは第1部に出演。会場はオールスタンディング。例によってCチケットで遅い入場だったが、たまたま空いてた下手端2列目で。ステージも近かったし、見通しもとても良くストレスなく見ることができたね。

メンバー5人でのステージ。衣装は最新のグレーバージョン。セットリストは、「Starry Light」「L♡ve Scream」「堕天使の心モヨヲ」「泣かないよ」「Tell me why 〜最後の線香花火〜」「Winding Road」「星空プラネタリウム」「運命的％」「Colorful」…の全9曲。

2週間ほど前のりかまる生誕でおろした新衣装。ステージで見るのは2回目。前回は衣装チェンジ後の後半にしか見てないので、単独公演のフル尺でははじめてとなる。まず、そのビジュアル面でとても新鮮に見ることができたライブだった。
デザイン的には超かわいい衣装なのに、配色がグレーでシックなので、あんじゅれメンバーのかわいさと大人っぽさの両方をうまく引き出している。さらに、この日の会場WOMBは内装がクールなモノトーン。その空間の雰囲気ともよくマッチしていたんじゃないかな。そんな効果もあって、おなじみのナンバー中心のセットリストだったけど、最初から最後まで集中して聴けたね。1年の最後を締めくくるラスト単独ライブらしい充実した手応えを感じさせるものになっていたと思った。

■MCでは、「今日があんじゅれ納めの人は？」とフロアのファンに手をあげさせる。翌日（大晦日）にもカウントダウンライブがあるのだが、個人的にはこの日が年内ラスト。同様の人もけっこういたようだ。
■トークは「どんな1年だったか」というお題からスタート。あんじゅれ的には、やはり2年以上も続いていたメンバー構成が変わったこと（ごんちゃん卒業→えみちぃ加入）が大きかったようだ。そのえみちぃは、まだ加入から3カ月なのに、もうかなり長く一緒にやっているかのようにぴたっとグループにハマっていて違和感がまったくない。ファンだけでなくメンバーも同じように感じているよう。
■えみちぃはどこでもすぐ眠れるのが特技。ゆあもんの声量でも起きないメンバーははじめてだというエピソードなど。
■2022年には「新展開も準備してるのでお楽しみに」とも。普通に考えると、2021年にはなかったCDリリースだろうか。グループとしても全国各地にツアーやプロモーションで行きたいねと盛り上がる。
■さらに、ひめたんの草関連トークも。「ファンの人が特典会で『緑のペンライト買った方がいいですか』ときいてくるんですよ」。この日もフロアでは緑色の光がけっこう振られていた。ひめたん自身は「黄色でお願いします」と火消しに必死だけど、これを一種の持ちネタにするくらいでもいいんじゃないかな〜。
■そんなトークが続いているとフロア上方からスモークがすごい勢いで噴き出す。「あ、早く曲にいけという合図だね」「うちら話が長いから…」。年末らしいリラックスしたMC。全体を仕切ってたのはありえる。
■全9曲、約55分（アンコールなし）。

この日で2021年に見たあんじゅれのライブは19回目。間違いなく年間でいちばんたくさん見たアーチストとなった。メンバーチェンジがあったとはいえ、安定感はまったく揺らいでおらず、本当に信頼できるグループだという気がしている。来年もメンバー全員元気に素敵なステージを見せてほしいね。

開演11時30分→終演12時25分。