2022/02/18　Luce Twinkle Wink☆　秋葉原 AKIBAカルチャーズ劇場（ワンマン）

「小泉かのんバースデーライブ2022」。かののん加入後はじめての生誕。当初は誕生月の1月に予定されていたが、コロナの影響でこの日に延期となっていた。座れた席は上手側4列目。一般予約で遅めの入場だったわりにはまずまず。前方に特に座高の豊かなお客さんもいなくて視界良好だったね。

メンバー5人でのステージ。セットリストは、「初恋☆ペンタグラム〜I My Me Mine&You〜」「Strawberry♡feels」「Shiny Day,Shiny Life」「"FA"NTASYと!」「迷宮カタルシス」「ラブ×タイムソルジャー〜未来と君を行き交う戦士〜」「ターミナル〜僕ら、あるべき場所〜」「Shiny flower」「恋のprologue*」「冬、しよ？♡」「七色Cookie」「すきっ!」「大スキ、スキ、大スキ、スキ…」「恋色♡思考回路」…の全14曲。（公式ブログ参照）

開演前。かののん本人による諸注意の影アナ。ハキハキと元気よくフレッシュ。ひょっとしたら背後でゆきのしか監督が「若手らしく元気にね！」と指示を出してたのかもしれないが、初の生誕に向けての勢いとわくわくな気分が伝わってきて好ましかった。
そして開演。ステージに登場してきたルーチェは…全員ミントグリーン！ つまりかののんの衣装。当然デザインはそれぞればらばらなのだが、色が共通してるので、本当にミントグリーンをチームカラーとするグループみたいに見える！ かののん本人は加入当初の胸に大きなリボンのついた衣装。やっぱりはじめてのステージ衣装には思い入れあるよね〜。そんなわけで全編かののんカラーに染まったハッピーな雰囲気の生誕ライブがはじまった。

自己紹介のキャッチフレーズも、この日から「ルーチェのおてんばガール」に。これまでは「ルーチェの新メンバー」だったので、やはり何となく"お客さん"っぽさがあったかもしれない。「これで本当にルーチェの一員になれた気がします」とのこと。ちなみに「おてんばガール」は元気がいいから。ステージではMCのフリートークなどでも後輩らしく控えめな印象があったのだけど、意外と楽屋とかでは賑やかなタイプなのかな。キャッチフレーズが決まったことで「よりおてんばになれるように頑張ります！」というかののんに対して、リーダーのゆきのしかちゃんが「頑張らなくても十分おてんば。もっと頑張ったら"破天荒"とかになっちゃうから…」とストップをかけてたのがおもしろかったね。誕生日を迎えてまだ19歳。唯一の十代メンバーとして、どんどんおてんばで元気なところを見せていってほしい！

■オープニングの「初恋☆ペンタグラム」は現体制初披露。2014年のデビューシングル「刹那ハレーション」のC/W曲だ。ルーチェ歴がそれほど長くないファンなので、ライブで聴くのはたぶんはじめて。ある程度キャリアのあるグループの場合、こういうレア曲がいきなり出てきたりするから奥が深い。
■新曲「"FA"NTASYと!」のC/W曲「迷宮カタルシス」はこの日がライブ初披露。メロディーはポップだけどアレンジはEDMっぽい重量感のあるダンスサウンドで、「ラブ×タイムソルジャー」「ターミナル」と3曲続けて聴くとたしかに統一感があってカッコいいね。ルーチェのひとつの引き出しとして確立されている印象。
■MCでは「迷宮カタルシス」のおすすめポイントトークも。多かったのは指先の動きや歌割りに注目してほしいという意見。それに対してかののんの主張は「みんなでフリコピしたら楽しいと思う」。隣の人にぶつからないように…と気遣う先輩たちにかまわず、「最初の手をあげるところだけでも…」と食い下がるかののん。おてんばガールらしい積極性、いいんじゃない？

■後半はかののんフィーチュア曲を中心に。「Shiny flower」からはじまるところが象徴的。
■「恋のprologue*」も1人ステージに残ったかののんがアカペラで歌い出す演出で。きれいな声でワンコーラス歌い切ったところで、オケとともにメンバーたちが戻ってくる。生誕じゃないと見られないレアバージョン。めっちゃ緊張したと言ってたけど堂々として見えた。
■フルで歌うソロ曲も。「七色Cookie」（伊藤美来のカバー）。ちゃんと声優のオリジナルというところもアニソンをコンセプトとするルーチェのメンバーらしいところ。楽しい雰囲気の曲を楽しく聴かせてくれた。
■全員でのカバーは「すきっ!」（超ときめき宣伝部）。後日更新されたブログによると、歌詞に114回出てくる「すきっ!」という言葉をファンに届けたかった…というのが選曲の理由だそう。
■アイドルになってはじめての生誕。「感謝という言葉で終わらせたくない…」と、この日のイベントを支えてくれたスタッフやメンバー、ファンへの気持ちをなんとか表現しようとコメントに苦心してる様子も。でも、きれいな言葉にはならなくてもその思いはみんなにしっかり伝わってたんじゃないかな。何度も言ってた「最高に幸せな日です」という感想がとても素直で心に残った。

■この日のかののんの髪型は編み込みで小さくまとめたもの。ミントグリーンの細いリボンをつけたかわいさとうなじを見せた大人っぽさが良いバランス。似合ってたわ〜。
■近づいてきた「"FA"NTASYと!」リリース週（3月第2週）のイベント告知も。毎日続くイベントの中でも大きいのは池袋サンシャイン噴水広場への登場だろうか。
■全14曲、約1時間22分。（アンコールなし）

「ルーチェに加入してから毎日楽しくて浮かれてる」というかののん。気持ちよく活動できているのが何よりだろう。1回目の生誕ということで特別な生誕衣装などはなかったけど、普段カルチャーズ劇場でやっている定期公演などにくらべると曲数、時間ともに大幅増量で充実したバースデーライブに。そんな節目のステージを見ることができてよかった。

開演19時→終演20時22分。

2022/02/13　ニコニコ♡STAGE　上野広小路 異世界アイドルシアターニコニコ劇場（ワンマン）

「ニコステ1周年ライブ」。会場は前日から「プレオープン」となっているニコ劇。事前に室内は極寒なので暖かくして来てね…というアナウンスがされていた通り、入ってみると明らかにまだ内装工事の途中だ。エアコンが稼働してないばかりか席もパイプ椅子を並べているだけ。いちおうAチケットだったので上手寄り2列目の席を確保。フロアの真ん中の柱より前。ステージが至近距離というところは最高だったね。

メンバー5人でのステージ。セットリストは、「星屑ポエム」「世界共通語言語ネコ語計画」「Bitter Sweet Days」「異世界ケーキ大戦」「マカロンは恋の味」「青春のパラダイム」「罪深きSummer」「サンタクロース大作戦」「マタタビ」「もしも君と僕がひょんなことから異世界に迷い込んで恋に落ちたら」、アンコールで「ジブン◎」「レモンちゅーハイ」「ときめきキャッチャー」…の全13曲。

前年のデビューライブと同じ2月13日。ぴったり1年後に開催された「1周年ライブ」ということになる。セットリストにも1年前との共通点があった。オープニングの「星屑ポエム」から「青春のパラダイム」まで、6曲続けてまったく同じ曲目・曲順。もちろん意図的なものだろう。さらにアンコールの最後もデビューライブと同じ「ときめきキャッチャー」。
その一方で、全体の曲数は9曲から13曲へとパワーアップ。それだけの曲数を楽々とこなしながら、内訳を見ると、デビューライブでは3曲だったニコステのオリジナルがこの日は全体の半分近い6曲へと増えている。ニコスト、ニコスイの良曲は受け継ぎながらも、着々と自分たちらしさも育んできたことがよくわかる。1年前のデビュー時を振り返りながら、なおかつこの間でのグループの成長をはっきりと示したステージになっていたのではないだろうか。

ニコステの1年間を振り返ると、もうひとつ大きなポイントがあることに気づく。それは脱退やメンバーチェンジがまったくなかったことだ。最初の5人でこの日まで駆け抜けてきた。大手所属ではないライブアイドルが一般的にどういうものか知っていれば、それがいかに難しいことであるかもよくわかるはず。特に前身グループのニコスイが1年もたずに解散し、さらにその前身だったニコストも単独ワンマンを成功させた直後にあっという間に崩壊してしまったことを思い起こすと、ファンとしては感謝しかない。ぜひこれからもいいチームワークを見せてほしいものだ。

■MCはやはり1周年絡みの話題が中心。ニコグル加入1年の感想をきかれたみなみゆきさん「かわいい衣装をいっぱい着られるのがうれしい」。ニコステに関してはニコスト、ニコスイから引き継いだ衣装も含めてすでに5パターンあるそう。ちなみにこの日は最新のメンバーカラーバージョン。
■これからニコステでやりたいことというトークも。小鳥遊めるさん「みんなと仲良くなれたので一緒に遊びに行って動画をとりたい」。VLOGみたいなものだろうか。メンバーからも「ニコステチャンネルいいね〜」の声が。みなみゆきさんは「（先輩の）ゆのんちゃん、めるちゃんへの敬語をそろそろやめたい」。もちろん先輩に異存はなくその場で敬語廃止が決まった模様。
■7曲目以降はデビューライブ以降に新しくレパートリーに加わった曲を続けて。特に印象的だったのはアンコール1曲目にやった「ジブン◎」！ ポジティブで爽やかで改めていい曲だと思わされた。この曲をニコステのテーマにしてもいいなと思ったくらい。ぜひこれからも歌い続けてほしい。
■アンコールでメンバーが登場したところでファンから一人一人に花束贈呈。ちゃんとメンバーカラーにあわせたお花になっている。その花束を抱えて集合写真も。
■最後のトークでメンバーそれぞれの1周年コメント。雷神サンダーレイガーさんはアイドル活動自体が1周年。小鳥遊めるさんはおなじみの「める語」で元気よく挨拶。いちばん感極まってたのはリーダーの青山ゆのんさんだったかも。やはりこれまでのグループがなかなか長続きしなかった中でのニコステ1周年。熱くこみあげてくるものがあったみたい。それを見た宇津木りおさんも思わずもらい泣き。
■ゆのんさんの場合は、前年の生誕で「アイドルは25歳までと家族と約束している」と発表しているので、その25歳になる今年どうなるのかはファンもかなり気になるところ。「わかってもらえるよう説得してる」と言っていたので、彼女自身は続けたい気持ちなのだろう。どうか理解を得られますように…。
■全13曲、約1時間8分（アンコール含む）。

■1周年を迎えたニコステがとても頼もしく感じられたのには、彼女たち自身の充実のほかに、もうひとつ別の理由もある。それは先輩グループのニコラバが2/10から活動を休止していること。しかもその直後に桃音あんなさんが即日脱退している。長くグループを支えてきたメンバーが卒業ライブもなしにいきなり辞めるはかなり異例だし、それ以外のメンバーによる活動再開の見通しも今のところまったく立っていない。それだけにコンスタントに活動を続けてくれているニコステのありがたみがさらに増している。

この日はまだ内装工事中だったニコ劇。最初は殺風景な印象が強かったけど、ステージがはじまると、間近で見られるアイドルの魅力の方が勝ってそんなに気にならなくなった。音響などはアイドルライブには十分なレベルだと思ったし、照明も内装が完成したらもっと増強するのではないだろうか。早く完成した状態で見てみたいね。

開演17時35分→終演18時43分。

2022/02/12　愛乙女☆DOLL、Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Rouge、Ange☆Reve、Gran☆Ciel、桧垣果穂、Jewel☆Neige、Snow☆Feliz　よみうりランド 日テレらんらんホール

「ArcJewelバレンタインライブ2022 〜よみうりランドでらんらんバレンタイン〜」。新体制となったグループを3つも見られるということで直前になってチケット購入。かなり遅めの入場だったが上手ブロック9列目（内寄り）の席に座ることができた。ステージは思いのほか近く見やすい席。さらに終盤はひとつ前が空いたので8列目へ。椅子前スタンディングOK。

開演前のオープニングトークは、あんじゅれ、ルーチェ以外の各グループから1〜2名が参加。司会のねーじゅ・倉田かすみさんがAJ主催大型イベントはこの日が最後…といった話など。ただし、入場が遅くなってバタバタしてたのであまりゆっくりとは聞けず…。※以下、セットリストはファンツイート参照。

○「Snow☆Feliz」　トップバッターはスノフェリ。メンバー3人でのステージ。セットリストは、「もしもキミじゃなくて」「Snow Flake Remind」「ビターチョコ・バレンタイン」「Ice Bird's Eye View」「君と見上げたあの日の夢」…の全5曲。
バレンタインにちなんで、AJでは定番の「ビタチョコ」を初カバー。曲紹介だけでフロアが「おおっ！」となる。切ないナンバーでのスノフェリもなかなか。続く「Ice Bird's…」では、終盤オケの音が止まるアクシデントが発生。しかし、まったくあわてることなく、何事もなかったかのようにアカペラで最後まで歌い切る。あまりにも堂々としているので、一瞬「そういう演出なのかな」と思ったくらい。メンバーのスキルと度胸、チームワークの良さが感じられた。PAが復旧するまでしっかりつなぐトーク力もすばらしい。ツインテールにリボンをつけた白咲華さんのかわいさが振り切れそう。約32分。

○「Jewel☆Neige」　メンバー8人でのステージ。セットリストは、「White Trip」「ロケットパラダイス」「涙の跡が乾くまで」「re+blast」「YELL」「Jewel」…の全6曲。
グループ卒業が発表されている倉田かすみさんは、この日のステージが終わるとあとは卒業ライブを残すのみ。また、青山玲奈さんもらぶどるへの移籍が決まっていて、ねーじゅとしての出演は2/26まで。そんなわけで残り少ない現体制を意識したチームとしてのまとまり、集中力が感じられるパフォーマンスだった気がした。ひょっとしたらこのメンバーではもう聴き納めという曲も含まれていたのかもしれない。中盤のマイナーチューンでの深み、終盤の代表曲の華やかさ…などが特に印象に残った。2人が抜けた後は、「Jewel☆Mare」への切り替えとともに新メンバーを加えて8人体制は維持するとのこと。約31分。
※（追記）新メンバーは1名で7人体制となる模様。

○「桧垣果穂」　かほハムさんによるソロステージ。セットリストは、「I'mpossible」「SHINY DAY」「恋のprologue*」「君色シグナル」…の全4曲。新衣装は白がメインのワンピース。左右につけた髪飾りがちょっと中華風だったりする。曲では最後の「君色シグナル」にもっとも惹きつけられた。前回歌った時にも、オリジナルの春奈るなさんの声質に似ている…という感想を書いたのだが、改めて聴いてもやっぱりその印象は変わらなかった。声だけでなく歌い方も近いような。今後、オリジナルを歌っていくとしたら、ぜひ"るな氏"っぽい曲でお願いしたい…などと妄想させられた。いかがだろうか。約23分。

○「Gran☆Ciel」　メンバー7人でのステージ。セットリストは、「ナツオト」「ひみつDIARY」「夢ガチャ☆」「感動ナミダ」「明日へ」…の全5曲。
前日のツアーファイナルワンマンで新メンバー2人をお披露目したばかりのしえる。さっそくその新体制でのステージを見ることができた。加入したのは小林夢叶さんと上丘鈴華さん。19歳と20歳。ともにアイドル活動はこれがはじめて。まだデビュー2日目なので当然ぎこちなさはあったけど、ワンステージ5曲をしっかりパフォーマンスし切ったところは立派だった。人数も増えて、しえるとしてもこれまで以上にパワーアップしたステージを見せられるようになっていくのではないだろうか。
この日は新衣装も披露。白地に春らしい植物の柄をプリントしたワンピース。膝丈のスカートがターンするたびにふわっとひるがえる。さらに、もうひとつ目を引いたのが天音七星さんの髪色。これまでの黒髪から一気に明るい金髪に！ メンバーも増えたし識別しやすくする工夫が必要だからかな。ビジュアル的にはこの日いちばんのインパクトだったかも。約28分。

○「Ange☆Reve」　メンバー5人でのステージ。セットリストは、「Stare」「L♡ve Scream」「Dolly Kiss」「Limited Complex」「勇敢な恋のセレナーデ」「Youre Smile」…の全6曲。
グループとしての大きなトピックがなかった分、バレンタインライブらしい趣向をいろいろ織り込んだステージを見せてくれた。衣装はラブリーなピンク。りかまるちゃんのツインテールも貴重だろう。「ラブスク」のキメゼリフは「♪Happy Valentine〜」（by ありえる）。また、カバーとしてはすでにおなじみの「Dolly Kiss」もバレンタインにちなんでの選曲だったようだ。このまま楽しい曲ばかり続けて最後までいくのかな…と思っていたら、中盤では「リミコン」も。甘いのばかりでもアレなんで、ぴりっと大人っぽいのも1曲くらいは…という匙加減だろうか。いずれにしても安定感のあるステージングだったんじゃないかな。ちなみに、この日は「あんじゅれ指名入場」で直筆サイン入りポストカードとチョコをくれるサービス付き。当たったのはりかまるバージョン。約29分。

○「Jewel☆Rouge」　メンバー6人でのステージ（中盤まで4人）。セットリストは、「いつかのストラグル」「いくぞ革命GIRL」「ダイキライレンズ」「Shooting Star」「マイセオリー」「君と僕のJEWEL」…の全6曲。
るーじゅは新加入メンバー2人のお披露目ライブとなった。プロフィールや写真などはすでに発表されているので、やはり注目は実際のパフォーマンスということになる。最初は既存メンバー4人でスタート。2曲目、3曲目も4人で。ためるね〜。4曲目に代表曲「Shooting Star」。そろそろだろうと思ったがまだこない。4曲ノンストップの後、最初のMCでようやく新メンバーが呼び込まれた。
森咲ひなのさん（ひなぴ）と伊芸彩さん（あやや）。全員で並ぶと2人とも小柄に見えたけど、これは先輩メンバーがみんな160センチ以上あるからだろう。曲は「マイセオリー」。いきなりのハードナンバーだ。ここで存在感を見せてくれたのが森咲さん。かつて月美たまごさんが歌っていた難しいパートをパンチのきいた歌声で堂々と聴かせる！ 「新人ちゃん、どんなものか」と見ていた会場がその一声で「やるな！」という空気にさっと変わるのが感じられた。これはもう即戦力間違いなしだろう。トークの受け答えも腰がすわってたし、アイドル未経験というのが信じられないくらい。しろちゃんの衣装を引き継いだだけのことはあるね。一方の伊芸さん、この日はまだ目立った印象はなかったかな。でも、ここからいろんな魅力を見せていってほしい。るーじゅ新体制、次はよりまとまった曲数で聴きたいな。約28分。

○「Luce Twinkle Wink☆」　メンバー5人でのステージ。セットリストは、「"FA"NTASYと!」「冬、しよ？」「ちょいViVi」「Strawberry feels」「ターミナル 〜僕ら、あるべき場所〜」「Twinkle“5”stars!!☆」…の全6曲。
オープニングは新曲「"FA"NTASYと!」のMV上映。この日が初公開。沖縄で撮影したという、海沿いの遊園地で遊ぶメンバーをフィーチュアした楽しそうな映像だ。ライブも初披露のバレンタイン衣装で。チョコレート色とそれぞれのメンバーカラーのストライプを組み合わせたメイド服っぽいデザインかな。全員かぶってるベレー帽も含めて超かわいい。ゆきのしかちゃんプロデュースだそう。甘さとともにメルヘンっぽいテイストもある衣装なので、「冬、しよ？」「ちょいViVi」といったふわっとした雰囲気の曲にもよく映えていた。さらにこの衣装で「ターミナル」みたいなエモーショナルなナンバーもやってしまう。でも、これも意外なくらい違和感なかったね。さすが。MCでは、かののん、ゆきのしか、さぁきゅんの3人のバースデーライブの告知。メンバー5人のうち4人が1〜3月の「早生まれ」なので固まるのね。約35分。

○「愛乙女☆DOLL」　メンバー8人でのステージ。セットリストは、「蒼い空を望むなら」「BRAVER」「ビターチョコ・バレンタイン」「恋のスパイス」「LOVE♡BEAM」「カレンダーガール」…の全6曲。
らぶどるもこの日から新体制。新メンバー1人目は、ねーじゅから移籍する青山玲奈さん。この日は兼任で両方のステージに出演。袖からねーじゅの後輩たちが見守る様子も。もう1人は、以前らぶけん、Stella☆Beatsなどに在籍した新穂貴城さん。直近のグループを卒業したタイミングで6年ぶりにAJに復帰。2人ともバリバリの経験者なので、お披露目ステージでありながら、もうずっと前からいたかのような安定感だったね。新穂さんはこの日はじめて見たのだけど、持ち味はパワフルなボーカルだろう。いきなり存在感をみせつけていた。新体制になったこの日からグループも新衣装に。白にパステル系の色をあしらった春らしいデザイン。いろんな意味でフレッシュな印象のステージになっていた。約34分。

クロージングトークは、らぶどる、ルーチェ、るーじゅの3組。新体制になったグループは新しいメンバーがイベントの感想などを一言ずつコメント。ここでもるーじゅの森咲さんの落ち着きが印象に残ったかな。ちなみに出順がちょうど真ん中だったあんじゅれは、オープニングにもエンディングにも出席せず。そういうパターンもあるのね〜。長尺だけど見どころいろいろであっという間のイベントだった。

開演13時→終演17時15分。